目標はリスク回避!
呂兎来 弥欷助(呂彪 弥欷助)
さぁ、現実を直視しよう
『昭和生まれです』と申告するだけで35歳以上が確定する時代となりました。
はい、昭和生まれの私です。こんにちは。
年齢非公開にしている私ですが、中年と言われる年齢層です。そうですね、それなりな年齢です。
ですが、体は年齢よりも年上な気がしています。
例えば、白髪。
平均でいえば35歳以上から、らしいのですが、私の初白髪は二十歳くらいです。
30歳くらいにはだいぶ多く、35歳くらいからはもう白髪染め生活だったと思います。
私の職場は年上が多いので、それなりに白髪の話もでるのですが、
「白髪いっぱいありますよ。染めてます」
と言うと驚かれます。私よりも年上でも、白髪ってない人はないんですよね。
ええ、もう今は半分くらい? 半人以上? 白髪ですね。
白髪が半分くらいになるのは、平均だと55歳くらいから、らしいです。
私にとってはまだ未来の年齢です。
さて、体形の話をします。
持病の影響もあって学生時代は『痩せている』としか言われず(学生時代に発病しました)、祖母からも『体重の増えない子』と言われ続けてきた私です。
けれど、もう、それは過去のことです。はい、現実を直視して認めます。
あ、持病はバセドウ氏病です。
……あれ、今は『バセドウ病』の表記一律になったのですかね? 私が発病したころは『バセドウ氏病』と言いました。
テレビでもチラホラ聞くようになりましたが、かるくバセドウ氏病について触れますね。
漢字で表記すると『甲状腺機能亢進症』と言います。
主な症状は発熱、過食、甲状腺肥大、頻脈、過度の疲労……などでしょうか。
ホルモン分泌が過剰になるために、上記のような症状が現れます。症状は人により多少異なりますが、私の場合はだいたいこんな感じでした。
1ヶ月~3ヶ月間、微熱が続くなんてことはザラにありましたねぇ。お陰で熱には強くなりました。40℃越えも多々出ましたし。
症状が重くなると命に関わり、入院もあります。
食事制限や運動制限がある場合もあります。
ちなみに、私はどれもなかった(服用だけだった)ですが、ワカメや芽コンブが大好きで……配偶者には『ほどほどにしなさい』と指導されました(笑)。
あ、ヨウドが甲状腺にはあまりよい作用をしないらしいんです。私は甲状腺が『生きる標本』と医師に例えられたほどなので(肥大している)、配偶者はまぁ、心配してくれているわけです。感謝。
そんなこんなで、とどのつまりは『食べても痩せる』体質だったわけです。
はい、ダイエット、体形維持とは無縁な人間でした。暴飲暴食の嵐でした。自由気ままでした。健康には悪い見本です。反省。
さてさて、結婚してから持病の服用をしないでよくなり(めでたい!)、10年以上。体重も10㎏増えました。びっくり。本当に体重って加齢とともに増えるんですね……と思ったころには戻らない。何をしても微妙に増え続けていく恐怖!
ええ、お陰様で平均体重が遠かったのに越えていき、今では逆の意味で遠くなりました。わはは。1㎏ってこんなに遠いのか! とにかく減らない! 脂肪に大変好かれております。困った、困った。
そんな『何をしても微妙に増え続けていく恐怖』体験をした私が体重維持をできるようになり、更には健康維持を目指そうと、あることを始めたのでエッセイも始めてみます、という内容のエッセイです。
私が『体重』を意識するのには、理由があります。
バセドウ氏病だと『糖尿病』のリスクが高いのです。
プラス、身内に糖尿病の人がいる場合も『糖尿病』のリスクが高いのです。
私はそのダブルパンチです!
祖父が『糖尿病』で若くして亡くなっているので、幼少期から私にとって怖い病気ナンバーワンなのです。
何とか回避したい! 祖父の時代と比べれば怖くない病気だとわかっているけれど、理屈じゃないんだ!
……というのが、私の気持ちです。父と祖母からの擦り込みです。擦り込みって恐ろしいですね。理解をしても、正常な判断ができなくなるんですから。
健康第一。健康大事。ま、『糖尿病』は『体重』だけがすべてじゃないんですけど。
あ、ここでいう『糖尿病』はⅠ型のことではなく、Ⅱ型のことです。その差をご存知ない方は、ご自身で検索してみてください。
『糖尿病』と言っても、Ⅰ型の方もいらっしゃいますからね。病気って一概には言えないですよね……って常々思っています。
最後に。
今の私の目標は『元気な還暦』です。
還暦になってもバリバリかわいいイラスト描いて、
「私、還暦になりました!」
と年齢オープンするのが目標です。がんばるぞ、おー!
失敗談や何やかんやが出てきます。
私のエッセイなので、基本はゆる~くいきます。
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