「離れ」を含む小説

作品を離れて、思いつくままに日常を拾っていくためのノート。 不定期連載になりますが、Twitter@EdoTsubakiに書ききれない想いを綴っていきます。 これまでの作品や今後…

　Ωのクシェルは困窮していた。同じくΩの弟のノアのために学費を稼ぎ、ギルドの仕事を請け負って狩に勤しむ日々。 ある日クシェルは魔法を暴発させ小火を起こし、αの魔法研究員オレアンダ…

椹木凛は幼い頃、家の近くの山で遊んでいる最中に、兄とはぐれて迷子になる。不安になって泣いていると、兄と同じ歳くらいの男の子に声をかけられた。男の子は銀と書いてしろがねと言い、泣く…

　陰湿で根暗、嫉妬深い悪役錬金術師ヴィクトル・ゾディアック。 　アステリズムクロスに登場する彼は序盤で破滅してしまう悪役貴族というやつだ。 　そんな彼に転生してしまった僕。この…

「夏休み中に悪いが、地元のお祭りにコイツらを連れてってくれないか？」年の離れた兄から甥と姪の世話を頼まれた――そう記憶しているはずなのに、気づけば知らない客間で一人座っていた少女…

ラヴィア歴922年　 　――センタラヴィア大陸中西部の国〈シロノヴィア共和国〉からやってきた少女【アウスラ・ヴェルナー】は遠く離れた極東の島国〈メイシ連邦〉の炭鉱で働く父親に会う…

最近、巷で話題になっている「マンホールの巡礼者」 マンホールの上で祈り、恍惚な表情を浮かべ、次第にそこから離れられなくなる人々。 彼、彼女らは一体何を見て、聞いて、どんな体験をし…

幸子は、アルバイトもない、彼氏もいない、そのうえお金もない美大生。 都会の猛暑を離れて、亡くなった母と旅行に行くはずだった北軽井沢のペンションに、母の絵を描きにやってきた。そこで…

　5年前、世の中にとある病気が現れてきた。虫や動物などから感染し、人から人への感染はしない。感染してしまうと背中に痣ができ、約3年で死に至るとされている。 　メジャーな病気ではな…

★級友の仁志君、日本を離れて危機一髪！★

シャーンが目を覚ますと、そこは大航海時代だった。人々は船を造り、帆を掲げた。古代の遺産を引き上げ、超常的な力を手に入れた。しかし、シャーンは最初から巨額の借金を抱え、船員が全員離…

夏祭りの最中に早見蓮は妖と話をする少女、紗夜を目撃する。 紗夜と名乗る少女は導き様という存在によって霊体になっていた。蓮は妖にこれ以上関わらないほうがいいと忠告するも受け入れられ…

　その日、現代社会に疲れた真島景（まじま・けい）は突然の異世界トラックにより異世界へぶっ飛ばされ、そこで異世界の創造主たる猫――ニャザトースと邂逅した。 　ニャザトースの話から、…

赤坂の繁華街から少し離れた静かな住宅街の地下にあるバー「SILENT BAR AKASAKA」雇われマスターの私は水商売経験皆無のサラリーマン。オーナー神谷の理想のバー「私語一切…

高校の部活を辞めた。そんな私のことを気にかけてくれる先輩たち。これは私の半年間の戦いの物語だ。

KAC20248のお題「めがね」で書いた短編です。 鳥の巣頭同級生ｘ黒縁メガネの高校生BL 子供の頃から視力が悪かった長谷部　康太郎。 何故かめがねを作りに行く時、隣の家の幼…

　繁華街から少し離れた入り組んだ路地にひっそりとある『有幻メンタルクリニック』。 　医師の有幻裁人《ゆうげんさばと》と看護師の天野皐月《あまのさつき》の二人で営む小さなクリニッ…

あらすじ 　月城 葵（つきしろ あおい）は幼馴染の日向夜空（ひなたよぞら）のことが好きだったが、素直になれず距離が遠くなってしまっていた。そんなときに兄の月城 疾風（つきしろ は…

少年と老人は街から遠く離れた『嘆きの谷』という辺境の地にひっそりと暮らしていた。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第八回お題「め…

KAC20247「色」のために書いた短編です。