コメディの向こう側は狂気の渦だと教えてくれる作品。人はそれを変態と云う。
登場人物の大半が、自分は常人だと勘違いしている異常者。
おそらく、作者も自分は普通の人間だと勘違いしている社会不適合者。そうでなければこんな小説は書けない。一度、精神鑑定をお勧めする。
それと、この作品に☆を3付ける私も異常者だけど、自覚しているのでまだましな方だと思っている。
ストーリーは、全力でスローライフを目指した結果、狂った男の話。
もしかしたら、最初から狂っていたかも知れないけれど、どっちでも結果が同じだからどうでも良い。
主人公の猫に対する愛情がひねくれている。おそらく作者の心の現れだと思うが、作者は恋人を作るのは控えた方が良いと思う。多分、犯罪を犯す。
こんな異常者に囲まれて成長する、幼い3人の子供の未来。それだけが心配です。
色々書いたけど、この小説は面白い。