「令」を含む小説

現代奈良を舞台にした、文学作品パロディ短編集。 【書籍化決定】 このたび、 ① 「耳成浩一の話」（原作：小泉八雲『耳無芳一の話』） ②「うみなし」（原作：宮沢賢治『やまなし』…

　縦横無尽に敷設された長大な配管の補修に忙殺する「私」の元に突然、精神安定士と名乗る「機体」が現れる。その目的は、ある人物の亡くなった「断裂事故」を経験した事による心理変化の確認…

ときは、コロナワクチン１回目を摂取した頃のお話。 外出禁止令（大げさ）の出ている最中、どうしても行きたくて飛び乗った電車。 彼女が恋い焦がれる行き先は……。

無線が趣味な高二の大空。平成と令和の変わり目であるGWに、奇妙な非常通信をキャッチした。それは、宇宙人が「実験場」としている地球を廃棄するというもので——。 気になる彼女と、地球…

謎のハッカー集団によりインターネット、電話が使えない近未来。伝達方法は皮肉にも郵便屋にかかっていた。鍛えられた郵便屋はそれぞれランクが決められ、A（エー）は民間人同士の手紙を、A…

4人の男女は男との間に取り決めを交わしていた。 1．他人に悟られない 2．仕事の手段は問わない 3．事件性を残さない 4．詳細は事が終わるまで明かさない 令和の札幌で蠢く、悟…

　何の取り柄もない多田野信長は三十三歳にもなって朝はパチンコ、夜はネカフェのバイトを繰り返す人生に嫌気が差していた。明らかに名前負けしている人生。そんな彼が交通事故に遭い意識を失…

おさななじみの愛ちゃんと、愛ちゃんのことが大好きな京助（きょうすけ）のラブコメ。 当面は、キスまでの予定です。 愛ちゃんは、基本塩対応です。京助も、ちょっと変わってる。 わたしな…

２０２０年３月から始まった新型コロナウィルスの感染拡大に伴う激動の一年間を生きた人々の生き様を描きます。 また後世にこのコロナ禍を生きた、「実際の人々の生活の記録」を書籍として残…

さて、ここに冒険譚が大好きで映画や小説を読み漁っていた女子中学生が一人。 ところがこの少女、まさしく中二病も盛りの十四歳で、不幸にしてこの世を去ってしまいます。 あいやいや！…

彼女いない歴＝年齢の高校生、柳沢亢（やなぎさわこう）はバレンタインにチョコを貰えるはずがない。しかしある出来事により高嶺の花の同級生、如月令（きさらぎれい）から義理チョコを貰って…

くねくねを見ると発狂すると言われているが、デスくねくねは見ると爆死する。

栗花落　霞は大学生。 彼女はその日、妖怪たちが住まうかくりよにやって来た。そこで悪い妖怪達に襲われている 彼女を助け、彼女に衣食住を約束する代わりに宿屋で働くように言ったのは鬼だ…

二十四才の双子の女の子の恋の話。 ★をいただいたり、フォローしてもらったりしてるので、しれっと、続きの話を書きはじめました。 少しずつ更新していきます。 ↓連載中です。 恋愛…

ラジオドラマ『あ、安部礼司』の感想を毎週を書いています。 いちおう放送直後に更新予定。たまにタイムシフトで聴いてます。

森でキャンプファイヤーをするのは、ねこか　たぬきか　妖怪か。 令和の昔話のはじまりです。 おとなも　こどもも　みんなあつまれーーー

普通の国民が災害に巻き込まれ　自分の知らないところで動き出す新しい日本が作られる物語　負け組な市民が日本を救うのか気鋭の若い政治家が成すのか元アイドルが先頭に立つのか　矛盾や忖度…

『特殊犯罪捜査課』。 それは異常な事件を引き起こす”サイコキラー”や”連続殺人犯”を捜査する警察組織だった。 都市の闇にひしめく怪物達。 かつて、彼らは人間であった。 だが、彼…

　令和五年三月九日は、佐藤冬人が最も〈おし〉ているアニソンシンガーの初めての武道館でのワンマン・ライヴの開催日で、冬人は、感染症のパンデミック下において、自分がアニソンのイヴェン…

令和４年４月某日、ここ四葉出版では週刊誌の存亡をかけた決死の企画会議が行われていた。数年前から続く雑誌群の不振は、原田が編集長を務める「週刊大市民」にも容赦無く吹き付けており、も…