「生きてます」を含む小説

私が過去に書いたエッセーです。主として私が所属していた文芸誌のコラム欄に書いたもので、執筆時期は１９7６年から２０１２年に渡ります。題材は文学・文化・政治・世相・趣味と多岐です。…

目覚めたら、そこは幕末……？ 男子高校生だったはずの勇生は、幼い少女ユイの姿になってしまった。 このまま歴史通りに進めば郷土は破滅まっしぐら……⁉︎ ユイ（勇生）には特殊能力…

散文詩や自由詩に日々感じたことを文章にしていきます。 「今日もよく生きた」 ただ一言、そう自分に言ってあげたかっただけなのかもしれない。 「今日もよく生きた」 そう、自分を慰め…

　暗殺者ラクーンは、毎日が生き地獄だった。 　殺したくもない人を殺さねばならず、暗殺者ギルドのギルドマスターとは折り合いがつかない。 　かと言って暗殺者として育てられてきたため…

　覚えているのは、繋いだ手に伝わる温もり。 　それから、飛び交うたくさんの声と、サイレンの音。 　あの日の出来事は強烈に脳裏に刻み付けられ、ルナはそれをいつだって鮮明に思い出すこ…

青線・赤線に生きた人々の物語を描いてみたい…とずっと長年、構想を練ってきていた。売春婦に着眼点を置くのではなく、その街に意思と反して生まれてしまった子どもたちに焦点を当てて描くこ…

丸眼鏡に黒髪ボブカット、典型的な陰キャ優等生の「山田帆霞（ほのか）」は愛に飢えていた。これまでの人生で足りないものを「他人からの愛情」と断じ、それを欲しながら生きている。これは愛…

高階泰河(たかしな・たいが)は、国語アレルギーの高校一年生。文章を忌み嫌い生きてきたが、ある日突然、クラスでスピーチの代表に選出されてしまう。しかも、それは結構な規模のスピーチ大…

　ボーイッシュな女性。一ノ瀬真琴は過去に友人から裏切られた経験を経て、本音を隠さず言ってしまう性格になった。他者となるべく関わりを断ち、生きてきた真琴だったがある日。偶然寄った店…

武器×銃器×神造兵器×魔術=ハンター！ これはコンプレックスを抱える1人の少女がそれを克服する物語。 これはそこに至る長い道中で、本人とは全く関係ない様々な陰謀に巻き込まれる…

政治経済とは無縁に生きている人間ではありますが、政治カルトの障りの解消のご依頼を受けることがあります。そのため、マルクス主義について調べようとしたところ、マルクス主義者の書いた文…

前世ブラック企業で過労死した、伯爵家令嬢アクア・フェアバンクスは、魔法と剣の異世界に転生し、領地の自然豊かな島ですくすくと育った。 成人すると王城で働くことを決意し、王都のアパー…

資源の枯渇しエネルギー資源に困窮する中、突如エイリアンが襲来した。人類は甚大な被害を出しながらも、エイリアンの体液が新たな資源となることを発見した。新資源によって行き詰っていた人…

千年を生きる吸血鬼は昔にした約束を守り、現代を人間として生き続けている。 しかし今回に限って忘れられない事件が起き、なかなか離れられない事件が起きた。 彼が望む者はみつかるのだろ…

　これは、18年生きてきたわたしの回顧録。事実は小説より奇なり……の体験談。 　信じてもらえないなら、現代ドラマとして……。信じてくださるなら、エッセイとして……。 　たぶん、…

虐めに遭い続けている主人公ショウ（仮名）…彼が社会人になってまで虐めに遭い続けていた頃。突如として巨大隕石が地球へと接近・衝突してしまう。そして巨大隕石が衝突した地球は…自らと育…

ユーリは15歳のとき気付いたら異世界に来てしまっていた。 慣れない異世界、危険が隣り合わせなここで何もできずに死にかけていたところを今の師匠に助けられる。 その後、ユーリは師匠の…

祝福をもたらす聖女として産まれたイェーナは貧しさ故に公爵家へ嫁ぐ。 「生きていようが死んでいようが構わない。僕に関わるな」という影のある公爵だったが、聖女の力で身体の弱い公爵は回…

平安時代の院政期直中――――平安の世も終わりを告げ掛ける最中で、陰陽師たちは隆盛を期していた頃。 　稀代の陰陽師安倍晴明の子孫である、少年雅相はいわゆる落ちこぼれだった。 　そん…

　ある日、定期魔力検査によって異常値を記録してしまった少年・小田島セイは日本から遥か南東の太平洋に存在する魔法使いの島『フロンティア』へと送還されることになる。 　襲い来る異形…