「心臓」を含む小説

嵐の夜の病院で、横暴な院長郡山は三年前のとある出来事と、とある男のことを思い出します。そこにかつてやさしかった郡山が変貌したきっかけがありました。 B級ホラー映画的なイメージで書…

ちょっとした好奇心から自分を緊縛することになった主人公の桐山正太。しかし、その姿を幼馴染の槙城小羽に目撃されてしまうのである。 そのショックから正太の心臓は止まりあの世に旅立つこ…

千字以下の短編集。 一話完結でサクサク読めます。 主な登場人物は「私」と「彼」のみ。 不思議なお話を含みます。 作者のおすすめ↓ 恋愛「君のためのギターソング」 ホラー「ふしぎ…

田中舵夜は将来に悩む大学生。とりあえず有名配信者を目指して動画をネットに投稿しているが、全然再生数は伸びていなかった。より多くのフォロワーと再生数を得られる企画を考えた結果、パラ…

ふっと息抜き程度に読むことの出来る話。 そんな物語を目指して書いた文章です。

荒廃都市コンコルディア。 そこは、かつて栄華を誇り、今は衰退した無法地帯。 現在、都市にルールを敷くのは4つの組織。 第一区、宗教団体《偶像の魂》 第二区、戦闘集団《災いの死…

僕は12歳の春に心不全の発作で入院し、心臓病と診断された。 余命半年未満。それが僕に残された時間だと告げられる。 そんなある日、車椅子に乗った少女と出会った。 両足を骨折したと笑…

あのときも、甘い乳の雫をぽとりと落としましたような、美しい梔子が咲いていました。 舞台は、くちなしの香りが仄かに漂う北国の古い邸。 現在の家主であるミーシャのもとで暮らす…

気が付いたら、あの人の手ばかり見ている。 俺の頭は、おかしくなってしまったのだろうか。 不意に生まれた名前のない気持ちは、心臓の横を這いずり回り、齧って、やがて硬くなる。日の光を…

剣術の腕が認められ平民から騎士団長に成りあがることができた僕。それに驕らず、ひたすらに剣の修業を繰り返しいつしか国一番の剣士と呼ばれるまでに至った。民からも団員からも信頼は厚い、…

　セイは代々皇室付護衛官の出自である。 　護衛官といっても呪術師であり、「身代わり人形」を用いて皇室の方々の病気や怪我を移したり、呪詛を移したりするのが仕事だ。 　偶にかけられ…

魔女の心臓。 それは、二つの心臓をもつ魔女から得られる、いのちすらも蘇らせる不思議なもの。 これは、魔女と人間の恋と友情の物語。

人生何が起こるかわからない、生まれて初めての部屋をもらった茂は ゆくゆくは彼女を作ってこの部屋に呼んで……などと浮かれていた。 ところが模様替えの最中、突然押し入れから謎の角つき…

電車の事故で死亡してしまった青年、白鐘 鋼（しろがね こう）。 彼の魂は次元の網をすり抜けて、魔法が全てを支配する世界、グリンガルドに迷い込んだ。 時を同じくしてグリンガルド…

　ゲームに課金するカネほしさに腎臓を売った小判　一郎(こばん　いちろう、27歳無職)は、手術の際に間違えて腎臓のかわりに心臓を摘出されてしまったため死亡する。 　彼が目覚めると…

時は『戦国』から『江戸』へ。 大坂夏の陣によって、家族を失った少年・凪 乱戦の中で仇討ちを果たした凪だったが、そこで生き別れた兄によって心臓を奪われてしまう。 陰陽師の桔梗に…

私は深刻な心臓病で入院していた。もう心臓移植しか根本的な対策は難しいという状況だった。 退屈な入院中に、ふとしたキッカケで私は友也と出会った。でも彼も脳腫瘍の重篤な病を患っていた…

迫間来人(さこまらいと)25歳。典型的なヒキニートな彼は、突然の心臓発作により気を失い、異世界へと転移してしまう。 目を覚ますと、そこは現世とは掛け離れた異世界だった。特…

夏江が結婚するらしい。まさか、恋人の影なんかまったく感じなかったのに。私の心臓はドクドクと私を強く叩いていた。