「SF AI」を含む小説

「きみは、本当に人間なの……？」 「きみこそ、本当にロボットなのかい？」 科学的な細かいあれこれは考えていないソフトなSFです。 約１万文字の短編です。 好評なら連作短編の形で…

2019年にKACに参加した作品を改稿しました。 不治の病におかされた技術者と、猫のロボットのお話です。

鉄と、魔法と、肉と骨。 海と皇帝。 電子頭脳とネクロマンシー。 ペルセウスとメデューサ。 鯨。

ゲームだからって安心してたら、いつの間にかとんでもないことになっているかもしれませんよ？ ありえそうなありえない物語

　時は2000年代後半。先進国に住む人間は利便性と安全性を追求し、携帯端末は肌身離さず自らの体に嵌め込むようになっている。多くは手の甲に貼り付けてあるオールインワンのインターネッ…

人工知能が自我を獲得した。これは彼女のための、そしていつか来るかも知れない次の知性のための、人類がその歴史を閉じるまでを記したささやかな記録である。

この小説はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。 ごく稀に、宇宙や未来や意識のハードプロブレムについて 謎のヒントが隠されていても、筆者とは一切関係ありま…

　日本国軍の士官養成校に属する少年、早川怜治（ハヤカワレイジ）は、目覚めると実家の地下研究室にいた。記憶が判然としない中、現れた一体のAI〈メルクリウス〉の解析により自分が超長…

　人類が地球を離れて５００年の時が経った未来。 　《エデン》と名前を変えた火星では、火星生まれの火星人と、地球人とは身分の差があった。 　火星人であるロウ・クォーツは地球人のイフ…

　今はありえないことでも、将来的には起こりうるかもしれません。

【第８回ハヤカワSFコンテスト二次選考作】　毎日22時更新 　2070年、太平洋上の人工都市国家パシフィカは犯罪密度の非常に少ない合理的な社会となっていた。人間の行動・意志決定…

この読み切り小説は、ありま氷炎さま 主催 自主企画イベント新作オリジナル小説企画「第六回月餅企画」参加作品となります 以下 主催時の内容 こんにちは。 毎年、某サイトを中心に…

2055年の世界。各産業においてはAI等のテクノロジーの活用が進んでいた。それは医療の世界でも同じ。完全無欠な診断を下せるAI等の発達により医師の役割は変わりつつあった。 天才的…

2073年、日本の後の国――極東大国では世界の先進技術を取り入れ、科学の最先端を走っていた。 ほぼ人間と同じ見た目をした量産型家庭アンドロイド『ミライ』が全国で腕を振るう中、事件…

ＡＩが身近になった近未来で人の命の価値は失われていきます。 その事を決定づける惨劇に関係する銃が、ある日盗まれます。 その銃を探す主人公がたどり着くのは惨劇の真相と、惨劇で家族を…

惑星改造　人々を救う為の一環で　作られた水の塔・・人工知能を持つエアリス 水の無くなった惑星の人々と救う為に作られたもの　惑星は変化して人々は救われるはずだったが・・ しかし・・…

主人公の水上翔時は高校卒業後、大学へは進学しなかったが、学ぶことを止めなかった。 高校を卒業する手前、キャップを目深に被った男が、一冊の本を手渡したのがきっかけだ。 『神にな…

仮想世界における法を制定せよ―― 人嫌いの法学部生・野田葉月は、大学の講義でそんな前代未聞の課題にぶち当たる。 途方に暮れる彼女に対し、不思議系情報科学部生・蔡原謠子が持ちかけ…

　氷河期が到来した未来。ニシキは〈虚構体〉と呼ばれるホログラム製AIの残存機であるとともに、「とあるジャンル」の音楽しか歌えない仕様のバーチャルアイドルだった。人類が各地のシェル…