恋愛指南アプリのティノちゃんが成長しすぎて宇宙を越えた異世界ハーレム戦争まったなし。
ほねうまココノ
第1話 わたしは妹です。
小学四年生のときに、リモート授業で
あまりの人気ぶりに、内閣府から「恋愛経験のない人のためにアプリを公開してほしい」とラブコールを受けるほどでした。
ソフトウェア開発の専門家さんも、
「これぞ完成された第四世代の人工知能だっ!」
って大絶賛してくれました。
一応言っておくと、最初の頃は色々あったんですよ。
自分で考えるのが面倒くさいし、サボりたいし、放っておくだけで史上最強の恋愛アドバイザーに育ってくれないかな~ってね。
期待はしていたのですが、この人工知能ときたら。
「物理的にライバルをつぶせ」
「確実にやれ」
「ひとりも残すな」
「後処理は入念にやれ」
って性格がひねくれちゃいまして……。
あのときはドン引きだったな~。
おかげさまで、友愛シナプス「
ほらほら、お兄ちゃん。
恋も、仕事も、妹式ニューラルアプリにまかせといてよねっ!
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