「生え」を含む小説

　「私」は図書館の中で暮らしています。 　たくさんの本を管理して、新しく来た本を分類して、来館者と話している間に、今日も一日が過ぎていきます…… 　私自身が主催者の自主企画「同…

核戦争だの何だのから始まる『絶望の時代』を乗り越えた、絶滅危惧種・人類。 旅人のイージーは、『天空の城』を探していた。 彼の遠い遠い先祖が書き遺した日記。 書かれていたのは、不…

　神様は言った「この世界を存分に楽しみなさい」と。 　だから俺達は今日という日を謳歌してデスるんだ。 　この世界は優しい。 なんてったって寿命以外じゃ死なないんだから。 　死ぬ…

－短編（読了時間 約４分）－　 私が追いかけるコードの先に、 いったい何が待ち構えているのか……。 　ある日私は、自分の背中からコードが出ていることに気づいた。 　背中を鏡…

当サークルのアリアンロッドリプレイ「フォーチュン」のスピンオフ小説です。 人物紹介 サーシャ（ヴァーナ猫）：影の薄い猫娘。地味な作業が好き。 レベッカ（ネヴァーフ）：元気いっぱ…

　落語「頭山」（上方落語では「サクランボ」）を題材とした現代風・頭山の翻案です。ある日、会社員の主人公の頭の上に、桜の木が生えてきて……。某賞に応募したもののダメだったので、サル…

　ああ、隣で俺の腕を抱きしめて寝てるこの娘？　これね、魔王。魔王なんだ。 　イメージと違う？　そうだろうな。この娘はこの前新しく魔王になったばっかりだし。先代のみんなが知ってる魔…

これ、「小説家になろう」に置きっぱになってる短編習作の一つです。 頼むからポイントとかフォローとかしないでくだされ。いずれ整理して消すんで。 「なんとなく日々を過ごす中で――」の…

日本で平凡な生活を送っていた三十路の『俺』は、開けたドアの暗闇に引き込まれ異世界へと召喚される。 さらに異世界へ来ただけではなく、その姿は角の生えた美少女になっていた！？ 魔王の…

花楓が「救急車って五七五だっけ」。そんなとんちんかんなことを訊ねる。 リビングに行くと麻衣さんが横たわっていて ――黒い尻尾が生えていた。 黒い尻尾には世界観にそぐわぬUSBコン…

世界をわたしの作品で満たす。 芸術家ならだれもが憧れる夢だ。私もそうできればいいなー、くらいには考えていたけれど、そんなものは夢物語。 そう思っていたときのことすら思い出せないほ…

「アニメキャラみたく、羽でも生えればいいのに」 　夏休みのとある日、そんな妄言は現実となったのです。 　背中に硝子の羽が生えてしまった高校生、新崎いろは。夏休みで両親不在の彼…

翼の生えた少年、飴を与える少女。そんな少年少女達の蜃気楼のような物語。

鬼なんて、今の現代には有り得ない空想の生き物だ。 そんなこと、現実に鬼が現れるなんて、作り話にも程がある｡ そんな普通の高校生、砂原 唯人の前に現れたのは名もない鬼神の少女。 …

ホラー映画鑑賞が趣味の旗谷折人は警戒していた。 これからキャンプへと向かう車の中、バカップル二人のつむじに旗が立っている。 「死亡フラグ……！」 だからこそ、俺は映画とかにお…

　昭和二十年、東京。焼け野原に生えた木に、赤子そっくりの実がなった。 　いかにも負け犬然とした風貌の卯井彦太郎はその数か月前、陸軍二等兵として中国奥地をさまよっていた。同じ部隊の…

　　　ξ 　　　ξ 　　　ξ　<ﾆｮｷﾆｮｷ 　　　ξ　　　 ↓前回の投稿↓ 『残り３１日の自殺夏休み』 https://kakuyomu.jp/works/11773540…

ケルビンあたりめ……主人公 フケマッテルーノ……ヒロイン その他……モブ

黒須玄米はある日突然元居た世界にお別れを告げ、地面から転生することに。 そこでは新たな出会いと新たな世界が彼を待っていた。しかし、彼にはたった一つ、絶対にして最大の欠点が…… …

何百年の前の魔王降臨により世界は各地に災厄が起こった。その魔王を倒してそして災厄を無くしたの坂野文野が救済しそして災厄を止めた。だが、魔王がその地にいた事を忘れさせないように魔王…