概要
硝子に満ちる、心の色
「アニメキャラみたく、羽でも生えればいいのに」
夏休みのとある日、そんな妄言は現実となったのです。
背中に硝子の羽が生えてしまった高校生、新崎いろは。夏休みで両親不在の彼女が頼れるのは隣に住む幼馴染の同級生、仁藤冬也しかおらず……
「いろー、醤油どこ?」
「んー? 棚のトコ」
「はいはーい」
昼下がり、異常をよそにゆっくりと当たり前に二人の日常は進むのだった。
夏休みのとある日、そんな妄言は現実となったのです。
背中に硝子の羽が生えてしまった高校生、新崎いろは。夏休みで両親不在の彼女が頼れるのは隣に住む幼馴染の同級生、仁藤冬也しかおらず……
「いろー、醤油どこ?」
「んー? 棚のトコ」
「はいはーい」
昼下がり、異常をよそにゆっくりと当たり前に二人の日常は進むのだった。
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