「席」を含む小説

年に一度は誰にでもまわってくる週の当番、週番。名簿番号順にペアを組まされ、普段挨拶程度しかしない後ろの席のクラスメイトである佐々木と行うことに。当たり障りなく行われていた週番は、…

死んだ先輩を悼むのが下手な後輩の話。 企画『死別ブロマンスを書いてほしい』に参加しました。

主人公、燈は、ある夜、終電で、がら空きの席に座りもせずに、左手でつり革をつかみ、本を読んでいる少年、哩玖に出逢う。 一方的に、一目惚れをしてしまった燈。でも、燈は、地味で、元気な…

終業式の日の放課後のお昼過ぎ、窓際の席で突っ伏している一人の少女は未だに学校に残っていた。時間を無駄に過ごしている自覚はあるものの、面倒だから動かずにいる。ただ、それではずっと失…

今回はパリスの希望でとある湖畔カフェを目指す二人。 自分とは正反対なパリスを前に、得も言われぬ感情を抱く熊次郎。 でも、結局仲良しならモーマンタイです。

都会から引っ越してきた転校生サクラ。 不器用ながらもまじめな彼女は、ひょんなきっかけで同級生の高槻に目をつけられてしまう。 引っ越したばかりで頼れる友達も少ない。 そんな中、彼女…

高校三年生の冬。篠崎華は既に進路が決まっていた。だが、まわりはいまだ受験真っ最中。教室に漂う空気が窮屈で自習時間に図書室へと逃げ込んだ。誰もいない図書室で向かう場所は、気になって…

何の変哲もない、田舎とも都会とも言えないその街の片隅に、一軒の喫茶店がある。 　菅野会話珈琲喫茶と書かれた看板の下、ガラス張りの、中の様子がよく見えるドアにはこんな張り紙があった…

　隣の席に座る古荘さんは毎日一人で筆箱に向かって何か喋りかけている。 　放課後、たまたま古荘さんを見かけて後をつけたが、その先で重要そうな取引が行われていて――。

皆さんおなじみの「桃太郎」の講談仕立てです。 【まくら】と【本編】に分かれています。 【まくら】については、読んでも読まなくても問題ありません。 まくらを含めて、各話は約15…

人付き合いが苦手でほっちで陰キャな戸田春明は部活の顧問から学校に来ていない隣の席の女の子、板垣志乃が学校に登校できるよう手伝ってほしいと依頼される。 最初は乗り気ではなかった春明…

存在感のない少年、景浦信夫（かげうらしのぶ）には悩みがある。それは隣の席の少女、有瀬香苗が自分にだけ見えないというものだった。声は聞こえる、触れた感触もわかる。なのに姿だけが見え…

のんびり学校生活を送りたい陰キャな石田翔くんと、後ろの席の美少女、真多美海さんの学校生活の日常の物語。

バスの一番前の席。タイヤがある分高くて、なんだか特別感があるあの席。コロナ禍では密を避けるために座れなくなっていたあの席。それが最近3年ぶりぐらいに解禁された嬉しさを閉じ込めまし…

　小学校の頃のとある事件がきっかけで大切な人が作れなくなってしまった高坂湊は、高校二年生の始業式の日、ラブホテルに連れ込まれそうになっていたクラスメイトを助けたのをきっかけにその…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　応募作品 テーマは「責任／生きる」

わたしのクラスには変わり者がいる。白沢さんは席替えのとき、必ず希望して前の方に座っている。普通の女子高生のわたしには到底理解できなくて、白沢さんが何を考えているのか気になってしま…

セルフレーティングあり。本編の続編。筋肉の触診に付き合っているうちに、ほんとに付き合うことになった２人。イチャイチャ度が増して、セルフレーティングなしじゃ書けないエピソード満載で…

不器用な国語教師・上林は、入学式の日にある女子生徒に気に入られる。その生徒の担任で数学教師の伊藤は、職員室で背中合わせの席に座る年下の男。二人は話すうちに打ち解けていくが…… …

「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルバ」に投稿しています。 コーンウォリス公爵家に令嬢ルイ―ザは、王国の実権を握ろうとするロビンソン辺境伯家当主フランシスに操られる、王太子ルー…