後ろの席の美少女な彼女と、陰キャな俺のイチャイチャ学校生活
こたろう
第1話
窓から春の風が心地よく入ってくる。俺は春が好きだ。冬の寒さから、春の暖かさが心地いいからだ。
今年の春で高校2年生。今年はのんびりとした、学校生活を送りたい物だ。
だが、その夢は叶うことはない。
何故なら後ろの席に天敵がいるからだ。
「ねぇ翔くん。今日はどんな話しをしようか?」
声をかけてきたのは、後ろの席の美少女 真多美海さんだ。身長は160cm(たぶん)色白の肌に、髪の毛はセミロング、そして出るところは、出ていて、スタイル抜群である。
彼女とは、去年の三学期に、席が後ろになり度々声をかけてきたり、テストの点数を勝負したりなど、色々な事をしている。
そのせいで、陰キャな俺が目立ってしまうのだ。だから2年生は一緒のクラスには、なりたくなかったが、なんと、一緒のクラスで、席が後ろとか、これって偶然か?しくまれてるんじゃないのかと思うぐらいだ。
「別に。何も話さなくていいよ。ボーッとしとくのが1番だから」
「翔くんは春は好き?」
俺は否定的な事を言ったつもりなのに、彼女はそれを無視して言ってくる。これが彼女のいつものパターンだ。
「好きかな。冬の寒さから、春の暖かさに変わる、季節の変わり目って言うのかな?それがいい」
あれ以上何を言っても、意味がないので、答える。
「そっか〜。私も春は好きだよ」
そう言って俺の顔を見てくる彼女は、とても可愛いかった。
「もしかして私に見とれてる?」
「!?そ、そんなわけないだろ!」
「ほんとかな〜だって顔赤いよ?」
俺は咄嗟に顔をそらした。
「気のせいだ!?それより、どうして春が好きなの?!」
俺は誤魔化すように聞いた。
「桜が好きだからかな」
「そ、それだけ?」
「うん」
彼女は俺の顔をじーと見ていた。俺も彼女の顔を見ていた。
そして、窓から桜が入ってきて、彼女の周りを囲んでいた。
美しい。素直にそう思った。
「今見とれてたでしょ?」
「!?見とれてない」
「本当かな〜クスクス」
彼女がクスクス笑いながら言った。
「本当だって!」
「わかった。わかった。やっぱり翔くんは面白いね。今年も1年よろしくね」
そう言って彼女は微笑んだのだった。
これは俺と彼女の日常のものがたりである。
後書き。
何か思いついたから書いてみました。これは、翔くんと、美海さんの学校生活の日常とプライベートの日常を書いていこうかも思います。
たぶんシリアスはありません。(たぶん笑)
1話1話は、非常に文字数は少ないと思います。500文字から1000文字ぐらいです。もしかしたら500文字切ることもあるかも。
それでも楽しんで頂ければと思います。
評価とフォローよろしくお願いします。
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