「中 短編」を含む小説

『「最弱職の盗賊なんて、勇者パーティーには不要なのさ！」 Ｓランク冒険者パーティのリーダーがそう宣言した時、声を荒げたのは盗賊のシビトではなく聖女のレイナだった。 レイナが抗…

犯罪者が悪を企む時、闇夜に紛れて『彼』は来る。 アメコミ調のヒーローファンタジー短編 この作品は小説家になろうにも掲載しています。

建設中の坂城隆士の自宅のブルーシートの下から元暴力団団員の男の銃殺体が見つかった。その男はなぜか中身は空っぽで真ん中に穴が空いた財布を所持していて氷川はそれが気になる。そして捜査…

市町村統廃合の後、この村は市に移管された。それでもまだ大字や村が色濃く残る。あえて言うなら集落に僕は住んでいる。 駄菓子屋の前川さんはいつの間にかいた女性で幼い頃から知っている…

地元から東京へ遠征した美希は、慣れないビル群の中で道に迷っていた。どうしたものか悩んでいたところ声をかけてきたのは、群青色の髪が印象的なポニーテールの男だった。ナンパを警戒する美…

高校の屋上で、彼女が知らない男とキスしてる瞬間を目撃してしまった。 その直後、クラスメイト達が俺の彼女の浮気を密告してくれた。 …ありがとう、でも俺もう浮気してるの知って… …

　――――九死に一生を得る体験をしたことがあるか？ 　あれは偶然ではなく、人間が持つ緊急回避が形となった結果だ。 　一生に一度だけ。 　最初の一回目だけは、危険を察知した人…

　エリナは、薄暗い納屋の隅で身を縮めていた。外では、村人たちの声が騒々しく響いている。 　今日は彼女の14歳の誕生日。 　そして、「風の祭儀」の日でもあった。 　そう、エリナが人…

「失せろ小娘」 齢十歳にして、婚約者候補に対して完璧なる冷徹公爵仕草の美少年、ミシェル。 「そんなこと言うものじゃないって……！」 同い年の友人として彼をいさめたフレデリク。 …

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093080702863433 　もとは「お腹…

赤松茜（あかまつあかね）と鳴瀬成美（なるせなるみ）はある男子が大好きだった。 名前は鈴寄春樹（すずよせはるき）。 二人に愛された彼の人生は一瞬にして狂っていった。 絶望の中、彼は…

　誰もが機械を介して脳からネットワークにダイレクト接続し、他人へ直接メッセージを送れるようになった近未来。これまで体を動かすことで機械を操作してきた世代にとって、頭の中でのデバイ…

真夜中の廃墟。 かくれんぼ？ いや、これはきっとあの『かくしおに』だ。 思い出される幼い頃の母との記憶。 母は言った····かくしおには○○○○○だと。 絶対生きて戻るんだ。 …

現在連載中の長編小説『神社の娘』でキャラクターたちがはまっているアニメがあります（まだそのエピソードはこちらでは公開されていません）。 せっかくなので、その冒頭を書いてみたのです…

お知り合い、お友達の方が何人もされていてオススメ頂いたのでチャレンジしてみました。ヒニヨルのことを知っている方も知らない方も。……特に興味が無い方も、気が向かれましたら😆どうぞ。…

乙女ゲームの世界に転生して、将棋闘技場で王子様と将棋対決！？ 「やるではないか、レベッカ嬢。まさか君が私との対決の場まで辿り着くとは思わなかったぞ」 「あら、大して私を知りもし…

星の終り…遠い未来の宇宙の片隅……或いは 只中で、地球最期の一日が訪れた。

　ある日の放課後、図書室から喘ぎ声が聞こえてきた。 　こっそり中に入り、喘ぎ声の正体を確認する。 　すると机の近くで、スマホをジッと見つめている少女がいた。 　同じクラスの近藤寺…

捨て猫「ねこにゃ」は、同じく捨て猫である「にゃんこにゃ」と出会う。 飼い猫のときには、感じたことのなかった空腹、寒さの中、二匹の猫は、真の幸せと出会うべく冒険する。 二匹の猫の深…

短編ホラーです。日常の中の畏怖。