「言葉 高校生」を含む小説

　中学に上がってから幼馴染の黒川 珠季（珠ちゃん）と疎遠になり、三年が経過。 　色々試しているが一向に進展はなく、毎日のように部屋を訪れる黒猫を撫でるのだけが僕の癒しになっていた…

高校生のあゆむは下校中の事故で頭を強打。顔にも大きな傷をつくってしまう。 そして退院して帰宅すると、驚いたことに猫と言葉が通じるようになっていた……。

受験を舞台にした、人間の存在に大事なもの 葉太のクラスの桜子は、成績優秀、友人関係良好、なんの欠点も無い絵に描いたような優等生。 成績上位の彼女は、校内に数少ない受験生だった。…

　星海女子高の演劇部に所属する一之瀬上総《いちのせかずさ》は、役作りに悩んでいた。そんな折、親友の計らいで一つ年上の先輩、安芸手毬《あきてまり》と知り合う。 　別れの言葉で始まる…

　小学生の頃、僕には好きな人がいた。 　小学生の時、私には好きな人がいた。 ──けれど、その恋は叶わなかった。 　関係を変えさせたあの時の言葉。諦めきれない気持ちに突き動かさ…

『KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020～』用の短編、全5作をまとめました。いちおう連作になってますが、それぞれ単独でもお読みいただけると思いま…

夏のとある室内、冷房の効いた１つの薄暗い部屋にあるパソコンの画面が光っていた。その画面をマジマジと見つめる男子高校生の磯浦豊（いそうらゆたか）。 彼は根っからのオタク気質で現実の…

花言葉から連想した話です。 1話ずつ完結していますがこれから色々な花の物語を花言葉シリーズとして書いていこうと思っています。これを機に花言葉に興味を持っていただければなと思います…

　虐められていた高校生時代、さらには大学には行かずに引きこもった男『松風　神(じん)』 　就活はしたものの、幾度も面接で失敗し、挙句には『ぷっ……雷神は来ていないのかね？』なんて…

元子役(モブ)の主人公、九条雅人(くじょう まさと)。良家の次男坊である彼は実家の方針で様々な事を体験していたが事故で子役が出来なくなり、それがきっかけで物事にそこまで真剣に取り…

高校2年生の『僕』は小説を趣味で描いている。一種の現実逃避として。 新しい物語を考えていた時、ある少女と出会う。初めて会った時、彼女は泣いていた。彼女の放つ言葉が、僕の心に響いた…

ヒトでなかった生き物たちがヒトの体を持つようになった世界でローズは失恋のショックを抱えていた。しかし、それも今は昔の話。今では親友のユリのおかげですっかり立ち直っている。では、何…

『美しい言葉を探そう部』　僕には美しいの定義がよくわからない。だから、この変な部活の名前がとても気になってしまった。 ……これは、僕と先輩のちょっぴりおかしな部活のお話。 ※以…

怪獣VSタイムリープ　 7人の少年少女は、繰り返す時間の中で世界を救うことが出来るのか——　 　正義を愛するだけの平凡な高校生「札森純平」はある月曜日、朝目覚めると不思議な感覚…

気持ちの入らないまま中学サッカーのラストゲームを終えた橘遥（たちばなはるか）は高校では勉学に専念しようと心に決め進学した。そこでかつて同じ中学で一緒にプレーしていた篠原蓮華（しの…

高校生活最後の春休みを目前にしたある放課後。一緒に帰る約束をしていたアサヒを残し、トモはひとりで帰る。 勉強はできるけれど恋愛はさっぱりなトモと、幽霊部員ながらサッカー部に所属し…

出会いと別れを繰り返し 16度目のこの春は、 地獄の寒冬、憂さ晴らし 私が発表いたします。 来たる日曜、入学式式は ちょっと遅めの満開宣言！ あっぱれぺタッと関口宏 しかし当日迎…

高校三年生の秋、受験勉強にいそしむ僕に幼なじみの隆弥は言った。 「文化祭をジャックしよう」 その言葉に、僕の最後の文化祭は彩られていく。 『KAC2020 ～カクヨム・…

「一生懸命勉強して、なりたいものになりなさい」 担任の先生の言葉です。 大学受験を終えて思ったことからヒントを得て書きました。 半分本当で、半分創作です。