「僕らしく」を含む小説

　私は妄想が好きだ。 　お風呂に入る時、ベットの上にいる時、目を瞑れば色んな世界が頭に湧く。 　こんなことがあって欲しい。 　こんなものがいて欲しい。 　私は妄想を繰り返す。…

父親から譲り受けた【黒魔術の書】。 友達のいない「ぼっち」な僕、柊樹 悠莉（ひいらぎ　ゆうり）は、その本の中にあった『友達ができる』という黒魔術を使うことにした。 「いや、黒魔…

　その男は、自分の生きる意味が分からなかった。 　上辺だけ取り繕われた男の人生は、空っぽだった。 　趣味で楽曲制作をしている「僕」は、冬の寒さが身も心も削るようなある日、仕事帰…

※当作品は、note、小説家になろう、ノベマ！、ノベルアップ+にも重複投稿しております。

前世で転生したらしい私？僕？は、10歳の少女に生まれ変わったそうだ。それから5年ようやくこの世界の常識に染まってきたころ、紡ぎの儀と呼ばれる今後の展望を決めてしまうような儀式で9…

僕（名前未決定）：料理が趣味のただの会社員。料理以外の生活能力は皆無に等しい。 奥さん（名前未決定）：僕の奥さん。ぐうたらすることが好き。仕事は在宅ワーク。 登場人物はフィクシ…

君がいない世界を僕は一人で生きていく。 流れ星をみながら、僕は君のことを思い出す。

不勉強で恥ずかしいながら。つけ刃に勉強しつつ、 あまりにも楽しそうだったので連作に挑戦させて頂きました。 どなたかの心に刺さりますように。 誰も彼も、欠けながら、生きてる。

僕は中原零理（なかはら　れいり）。小学5年生。 見えないものが見えて、その声が聞こえる。僕の言葉も伝わる。ただそれだけ。 それでも、僕に出来ることがあるなら頑張りたい。せめて出会…

Twitter300字ss参加作品です。 お題「朝」

心を配る仕事、心配りをしている僕は氷の人外。 毎日ふわふわに削った氷を心として成型し、街ゆく人に配っている。 けれども氷の心は徐々に売れ残るようになったから―― 誰かを温めたい…

自分というものにぼんやりとした疑問を持つ桐村壱馬は、親友寿々木翔作と共に身近で起きた殺人事件に興味を持つ。 17年前の猟奇殺人「南美代子切断・殺人事件」 天才科学者にして壱馬の…

俳句の句会で、自作の評価が低かったことに癇癪を起こして愚痴り顰蹙を買ったことがあります。人前に作品をさらして評価を求める資格はない人間だと思います。 それでも厚かましいことを承…

亭主関白の父親が没落していく様を、「僕」という長男の視点から見た短編

そんな彼女は僕の恋人だ。いや、恋人だった。あのときのクリスマスまでは。これはそういうお話だ。

こちらの作品は元々構想段階にあった作品を「G’sこえけん」音声化短編コンテストに合わせて再編集したものです。 主人公と巫女さん（清美さん）の会話がメインのボイスドラマという想…

僕の心を大きく揺らすきっかけとなったのは、一人の転校生、天野麗華(あまの れいか)だった。 僕たち2人の間は、みるみるまに縮まっていき、楽しい日々を過ごしていた……はずだったが。…