「だけどちょっと」を含む小説

　僕は、走り続ける。 　僕が走る理由は、僕だけがわかっていればいい。理解して欲しいとは思っていない。 　僕は、彼女にたどり着きたいだけだ。 　それが僕が走り続ける理由だ。

『もふもふしたい……埋もれたい……もふもふに埋もれたい……！！』 一度生まれた【もふもふ欲】はもう止まらないのです……。 もふもふを求めて、ちょっとワタワタするとある魔女のお話…

　外出自粛中で、一緒におうち時間を過ごすとあるカップル。 　「私」が、「彼」の前髪が伸びすぎていることを指摘すると、「彼」から切ってほしいと頼まれる。 　KAC20211「おう…

KAC2021 おうち時間 参加作品・その２。 部屋でゲームをしてたら、うっかりおうち時間に囚われてしまった若い男女。 助かるかどうかは配達を頼んだピザ屋にかかっている！ 昨…

小さな女の子が大好きなおじさんが主人公の「Goodbye my earth　-おじさんが85.85pc（280光年）ほど遠くへ攫われちゃったお話-」の続きの話となります。 主人公…

「たまたま好きになった女の子が幼かったというだけで、ロリコン呼ばわりなんて酷いとは思わないかね？」 そんな、決してロリコンではないおじさんが出て来て、色々と問題（事案）を起こして…

魔王を倒してあとちょっとでエンディングなのに急に愛の告白が始まった話。

　佐藤一樹は、少しだけ奥手な、でも平凡な高校二年生。 　彼には、「誕生日が同じ」である二岡綾音という幼馴染がいた。 　幼い日に「二人だけの特別」を共有した二人は、この歳になるまで…

背が大きい事くらいしか特徴の無い【北川和臣】の妹の友達の【宮野莉子】は人目を引く程の美少女。 その容姿からか、彼女に心奪われた男から行き過ぎた想いをぶつけられることもあった。 あ…

部屋を、いかに快適にするか。 これが彼の全てだった。 小学校のうちに、一級建築士顔負けの知識を独力で手に入れた。 理想の家具がない、と作ったサイドテーブルはグッドデザイン賞を獲…

KAC2021参加作品。 インドア派の主人公が自粛期間の中、突然外に行きたくなったのでお家でキャンプすることになりました。 ちょっといろいろとやってることがおかしいかもしれないけ…

ぼく、ちみたん。 ママは「ちみ」ってよぶよ。 きょうはね──

佐竹翔（さたけかける）は、正義感の強い少年。 小学生の頃は、よくいじめっ子をやっつけたりしていたが、中学に上がると、次第に周りとの体格差も縮まってきて、逆にいじめられるようになっ…

三原中川学院高等部。 平凡な女子高生・岡部美幸は、ある日学校のヤンキーに絡まれる。 「助けて――――ッ！」 「寄ってたかって一人をってのは、ちょっとズルいんじゃなあい？」 そ…

気づけば見知らぬ世界にいたクロは、魔物への囮として日々を過ごし、いつ死んでもおかしくない奴隷同然の毎日を送っていた。 そんなある日、いつもの様に囮として送り込まれた怪しげな屋敷で…

知ってることと、教えてもらったことのおすそ分け。 考えたことと感じたことの、お披露目。 あなたとナニカかをつなぐお手伝いができたらいいなぁ、と思いつつ。 ご縁のある方だけが読める…

KAC2021 1回目お題「おうち時間」参加作 僕は自宅待機を命じられて同棲している恋人のところに帰る。素敵な恋人とのおうち時間は楽しみなはずなのだけれど……。 前日談が２…

江戸、深川にある『貸本屋』があった。 貸本屋とはその名の通り本を貸す商売だ。本が高価な江戸時代では、本を貸すだけで商売になったのだ。 だがこの物語に出てくる『貸本屋』の主人は『愛…

片想いを抱えた女子高生が、高校最後のバレンタインでちょっとだけ勇気を出す話。

きらめくファッションの街、マウンリッシー。その街は執事やメイドつきの家に住み、欲しい物はなんだって手に入る。生まれつき”セレブ”と呼ばれる特別な彼女たちの生活はちょっと普通じゃな…