完全超悪～巨悪を滅ぼすには俺が超悪になるしかない

佐竹翔（さたけかける）は、正義感の強い少年。
小学生の頃は、よくいじめっ子をやっつけたりしていたが、中学に上がると、次第に周りとの体格差も縮まってきて、逆にいじめられるようになってしまった。
そんな折、カケルは下校中、ふらふらと、とある駄菓子屋へ誘われるように入店するが、そこには、仮面をかぶった痴女がいた。

「少年、もし腕力的に困ったことがあれば、〝へ～んしん！　ジャスティス・カケル！〟と叫びなさい。なんとかなるよ」

なんのこっちゃ、と思ったカケルだが、次の日もまた学校でイジメられてしまう。
このままこんな生活が続けば、心身共に持たないと思ったカケルは痴女の言う通り、高らかに「へ～んしん！　ジャスティスカケル！」と叫んでしまう。
当然周りのいじめっ子もその事を嘲笑し始めるが、カケルはそこ…続きを読む