「現代ファンタジー／ライトノベル」を含む小説

友人・ハルの案内に従って歩くと、やがて警報音の鳴り響く踏切に着いた。 ここに何があるんだ？ そう尋ねようとした瞬間、僕の目の前にいた女性が遮断桿を潜り、迫り来る電車の前へ躍り出た…

あたしが電信柱で見つけたチラシ ↓ 【彼女大募集中！！】 　４０歳くらいまでの健康な女性（高校生可） 
　時給２，２００円 　食事手当て　有
 　深夜手当て　有 　制服貸…

不死者《イモータル》─それは死の運命を超えた不死なる新たな人類… 奴等は異能力を身につけ自分こそが高等な生物と主張し、古くから人間を狩る。 奴等に狩り殺された人間はイモータルに覚…

一迅社文庫より発売中、「天命の書板　不死の契約者」の続編相当の作品になります。 というわけで、こちら読んだ方向きのお話が多くなると思われます。 完成したのから上げていきますんで、…

「うん、兄貴みたいに、みんなを救えるような……強い騎士に……いつか……必ずなるよ……約束する……！」 兄の死に際に交わした約束、それは夾也（きょうや）にとって辛い記憶であると同時…

　月曜日はお嫌いですか？　ではかわいくしましょう！ 　修一こと、木村修一と七人の曜日妖精たちの他愛もない緩い日常とそれからちょっぴりの非日常を詰め込んだ曜日擬人化コメディ。 　…

『超』がつくほどの不幸体質の少年――富海幸多は、成り行きで参拝することになった夏祭りを開催している神社で神に願った。 　――今年こそは小さな幸運を。具体的には、彼女が欲しいです…

二十一世紀、日本国は突如として現れた「黒い霧」に隠された。霧は瞬く間に日本の国土全てを取り込み、そして霧は外部からのあらゆる通信を遮断した。誰もそれが何なのかはわからず、原因も対…

「死にたがり」 雨水・鏡は自身の死を常に意識していた。「緩やかな死」を夢見て、だが彼女と出会ったことで彼の運命は変わっていく。 ※随分前に書いたものですが、せっかくなのでこち…

　現代に遺された最後の神秘――呪術が存在する世界。それはどうあっても、誰かを傷つける以外には使えない力だ。 　鴻上永代は、呪術の街《六路木》に住まう高校生。同時にプロの呪術師でも…

　僕は昔『ヒーロー』というものに憧れていた。 　それこそ、日曜の朝にテレビでやっているような、強きを挫き、弱きを助ける『ヒーロー』に、年相応の男の子らしく憧れていた。 　それは自…

　私は神社生まれで、神主としてそれなりに修行を積んでいた。だから死んだ後は、先祖に倣って、黄泉路を抜けて常世国に逝くのだと思っていたのだが……私は今、“天国”にいる。おいこらまて…

　科学が発展し、信じる者も少なくなった霊という存在。しかし、日常の裏側には悪霊と戦う陰陽師の姿があった。新米陰陽師の盾宮優花《たてみやゆうか》は初任務の際、悪霊に追い詰められ殺さ…

【貴作品は一次通過いたしました】 １度も、１次通過したことすらない俺に ようやく救いの手が差し伸べられた。 だが、俺が通過したのは魔導書の新人賞。 同封されていたのは、悪魔を喚び…

　魔術と科学が存在する地球。しかし科学の発展により、魔術はその存在意義を奪われつつあった。生活必需品であった魔術道具は電化製品に、空飛ぶ箒と輸送業は、整備された道とトラック、飛行…

　どこにでもいるような極々平凡な高校生〝御門孝太〟はある日、自身を宇宙人だと自称する電波的な少女〝ゆん〟と出会う。そして、ひょんなことから同棲することになり、それまで平凡だったは…

水奈高校へ通う暁創一の日常は、突然終わりを告げた。 見慣れた市街地の光景は急変する。 空は黄色く染まり、ビルの壁面やガラスはヒビ割れ――あちらこちらで『空間の黒いにじみ』から…

突然親戚の女子高生と一緒に暮らすことになった３０代後半の主人公。おとなしく美人の女子高生はどこか様子がおかしく、そして彼自身にも誰にも知られたくない秘密があった。

※第1回カクヨムweb小説コンテスト最終選考作品。 ＊ 高校の美術部でイジメを受けて死んだらしい姉。 妹の少女は、美術部の全員に復讐をしたい。 でも、方法がない。 そのとき、…