「騎士/魔女」を含む小説

《第23回角川ビーンズ小説大賞にて優秀賞＆審査員特別賞を受賞いたしました》 首なしネリーは、魔女の森で悠々自適に暮らしている若手魔女。そんなネリーのもとにある日、近衛騎士・エル…

黒魔女の謀った王国転覆は、あと一歩で女騎士クローデットに阻まれ屈辱の撤退に終わる。その二年後、街に潜伏していた彼女はクローデットの素顔を目撃し……一目惚れしてしまった！ 欲しいも…

　神聖アルオン帝国、戒律主義的な帝国を守護するは穢れなき神聖騎士団、その騎士の一人である、ガルアン＝マサリーは前世で日本を過ごした記憶を持っていた。 しかし、そんな彼にとってこの…

王国最強と名高い騎士のエルウッドは、サンドラ王国の王女アイリスと婚約していた。 だがある日、国王に呼び出されて婚約破棄されてしまう。 理由は一年前、邪竜を倒した時に呪いをかけら…

自称薬師見習いは、隠し事が一杯。嘘とシラを相棒に、今日も国王の3男兼魔女狩り責任者の騎士を相手に、にっこり作り笑い――いつまで持つか定かでないのが、頭痛の種らしい。（全3話） （…

魔女討伐任務を終え、男はある島へと流れつく。そこで出会った盲目の少女との生活で男は聖騎士として、そして一人の人間として人生を振り返る。 自らの愛のために、魔女と聖騎士は戦い続ける…

勇敢なドロシー、可愛くて賢いトト、臆病なライオン、空っぽな案山子男、心のないブリキ男。 お馴染みオズの魔法使いのパロディ。 セクハラされた挙句左遷された女騎士ドロシーがオズの国…

花の魔女　 その呼び名で誤解を受けるが、花のような優しい魔女、とか、花を咲かせる魔女、とかではない。花を喰って魔法を使う、ちょっと変わった魔女のことだ。　 花の魔女フィオーレは王…

青の森の魔女・ネリは、母が連行されて以来ひとりで生きてきた。 ある日、政略結婚から逃れたいと依頼人の令嬢が訪ねてくる。 その結婚相手こそ宿敵・エルヴィンだった。 ここ数年、魔女…

【6/24夜～26夜の短期連載です。全11話】 王城勤めの騎士団員シリウス・スコルピオン（25）。 真面目一徹でややワーカーホリック気味。 流行に疎く、無骨な性格で女性と接するの…

　趣味の野草採りが仇となり、崖からまっさかさまに転落。 　異世界で地属性の魔法が得意な魔女──ハニティに転生したわたし。 　将来を期待されている（らしい）身として、修行のためせ…

強壮な体躯の持ち主アボット・シリル。 彼は代償を差し出すことにより炎の大精霊との契約を行う。 しかし、精霊の加護を得るも自我を喪い、人としての知性を欠いてしまった。いつか忠誠を捧…

魔界騎士デュラハンは七百年の時を経て、現世に顕現した、過去の記憶を持って。 エンシェントドラゴンである死竜の召喚に応じて、人間界に現れても彼は騎士としての振る舞いをやめず、己の自…

剣術、学力、教養、風格。 その全てにおいて、ロミリアは圧倒していた。 田舎の村でそれまで怠惰に過ごしていたグリムは、完璧な少女――ロミリアと出会ったことで、これまでになかった気持…

勇気と希望を司る大魔女、メイラフラン様にお仕えする私ことヴィルクスは、悩んでいる。 仕える主に不満がある訳でも、魔物によって孤児となった自分の運命を恨んでいる訳でもない。 そ…

　みなさま、魔女といえばどのような印象をお持ちでしょうか？ 　妖艶。狡猾。絶大な魔力。気まぐれ。 　私に言わせてもらいますと、半分当たり、半分はずれでございます。 　かくい…

神聖帝国アルミナは、科学技術の発展で成長を遂げた国である。 ただびとに魔術は扱えぬ。ゆえに人の力のみで強くなる。それを体現した大陸一の大帝国だ。 ゆえに、科学技術が発達した国だ…

冬も近い、嵐の夜。北の都のおさない女王に、魔女がお話しするのは、南の島の物語。 南の島のジャングルでは、魔女の家系に生まれた少女が元気いっぱい駆けまわっていたのでした。少女の名は…

大陸の北部で起こった小国同士の小競り合いは、発端こそ些細な事だったが、聖都で行われる百年祭を目前にし、帝国レジオとリドアナ連邦国との代理戦争の様相を呈していた。 大国同士の全面的…

　１０歳からの１０年間、魔女に体を乗っ取られていたサマンサ・ベル・カートライト。彼女は２０歳の誕生日に、稀代の魔女から体を解放された。 「もう死亡フラグしかないから、あんたに体…