「鐘」を含む小説

魔法と剣が全てと言っても過言ではないこの世界で、己の拳一つで成り上がった女丈夫がいた──彼女はアイリーン、六十を越えた強く逞しい女。 彼女の肉体はそこらの兵とは比べ物にならぬ程分…

魔法と剣が全てと言っても過言ではないこの世界で、己の拳一つで成り上がった女丈夫がいた──彼女はアイリーン、六十を越えた強く逞しい女兵。 彼女の肉体はそこらの兵とは比べ物にならぬ程…

１２時の鐘で魔法がとけても プリンセスはまた誰かに恋をする そして、その隣にいるのは ぼく…じゃない！？ 王子さまのぼくが プリンセスとのハッピーエンドを 迎えられないなんて…

本編『平和の鐘』作品終了後の世界です。 作品舞台はパラレルワールドの米帝。死神が存在する世界。 本編では冷戦崩壊期でしたが、時は経ち2024年。 名前のなかった子供たちの平和…

ある日、突如として巨大な大嵐が街を襲う。 そんな中、宝鐘海賊団船長のマリンは、ホロらいふを旅しながら、世界の雑踏に呑まれて行く－。 裁判編、追加します。

　グンダハール帝国の皇太后宮で、女官長を務めるウルスラは、主人の叱責を受けてやむなく、古巣でもある紋章院へ赴いた。 　元同僚コリーナの労いを受ける最中、叱責の元となった『白い結婚…

　交差点におばあさんが正座をしていた。そこは、事故のよく起きる交差点であった。 　そこで小3の弟が車に轢かれそうになる。それは、おばあさんの仕業なのか。 　おばあさんには、別の目…

凛々しく、スタイルも良く、学校のみんなから好かれている生徒会長鐘 ︎︎栞依（かなで ︎︎しおり）はとある姿を隠していた。それは俺にしか見せない隙だらけのモノだった。 140字S…

俺には生まれた時から両親がいない。名前は足原サクヤ。今どき珍しい荒れて情に熱い性格。サクヤはプロテニス選手を目指し日々部活に明け暮れていた。しかし、怪我で選手生命を断たれる。夢枯…

1区と2区を隔てる川の中洲――17区。 そこには国中の噂となる、ひとりの歌い手がいた。 午前零時の鐘とともに始まる舞台、繰り広げられる妖しく悲しいアリア。 その眼差しは虚ろなまま…

２０２４／１１／２９　カクヨムコン用に改稿版の新作『祖谷の乃地日草子 〜月の扇子と星の剣〜』を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093…

エルピスの鐘の本編とは違う、短編置き場

中学の頃から憧れの先輩だった千鉄（ちかね）先輩。 女子剣道部の主将として活躍する彼女は本当にカッコ良かった。 背が高くて、少しゴツい感じはするけど、笑顔が可愛くて優しい女の子だと…

おおサハクよ、死んでしまうとは情けない。天界で千年の鍛錬を積み、剣聖としての経験を生かして魔王の手に落ちたかつての勇者、悪しき英雄王、リヒターを討つのだ。 「これだけは約束して…

0時の鐘が鳴ってしまえば魔法は解ける、なんて、ありふれた童話のような非現実。 まだ幼い女の子が好みそうな、御伽噺によくある設定。 ありふれた恋愛と、ありふれた魔法。 もしもその当…

宮殿の通用門を警備するその女性兵士は、正午の鐘と共に今日も変わらぬ任務に就く。ある思惑を秘めた僕は、彼女が独りの時を見計らって接触を試みるのだが…本作品はカクヨムコンテスト10短…

教会の鐘が厳かな雰囲気を醸し出すように数回鳴る。国民の悲しみを背負ってますとでも言いたげな重音が、国のあちこちから聞こえてきた。 気弱な勇者とその友人の魔法使い。 最後は静かな…

主人公こと「津軽優次」。彼は誰にでも優しい。入学式にて思い切って話しかけて友達になった「国枝夕凪」。彼女にはある黒い影があった。互いに恋愛を成就しつつ彼女の影が露わになる。果たし…

私、涼白愛莉(すずしろ あいり)は、幼馴染の鐘白蒼唯(かねしろ あおい)が嫌いだ。 僕、鐘白蒼唯は幼馴染の涼白愛莉が好きだ。 幼い時ある出来事がきっかけで、同じ小中学校に通うも…