償いの鐘 『"2人"の狂気』
辻田鷹斗
プロローグ 楽しみ
「よーし。優次、そろそろ出発するぞー!」「待って父さん。あと少しだから。」
僕は津軽優次。
田舎の高校で何事もなく学校生活を送り、これから都会にある大学の入学を控えてる。
今は春休みで引っ越しの準備に取り掛かっている。受験を乗り越えて念願の大学生活が始まろうとしている。楽しみだなぁ。
でも、あいつとしばらく遊べないのはやっぱり寂しいや。車に荷物を積み終わりエンジン音が鳴り出発する。都会で大学生活。一体僕はどんな風に学校生活を送るんだろう?
黒く濃い雲から雨が降り出してきた。
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