足原サクヤの人生
辻田鷹斗
プロローグ
あなたはどんな家庭で育ちましたか?
俺は、俺には、両親がいない。
生まれた時から。
児童養護施設を高校卒業まで暮らした。結構荒れながらも。
高校2年時はテニスの全国大会出場経験がある。しかし、3年の最後の県大会で膝を重度の故障を負う。尚更荒れて夢を無くした。
高校卒業し、それからは、小さなバイク修理屋でバイトの毎日。
しかし皮肉にも、謎の生物に襲われる日々を送る。命辛々助かり、再び平穏な変わり映えのない日常が訪れた。
おかげで、今は夢なんかなくていいと思っている。
何事もなく"普通"に生きることが俺の人生だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます