「迷子です」を含む小説

伯爵令嬢リーゼロッテは、迷子のところを助けてくれた美しい少年アルノルトに、初めての恋をした。しかしその瞬間、思い出したのである。前世の記憶、この世界の小説の記憶。自分は目の前の少…

自主企画「このイラストに物語を！」で出されたお題に沿って書いた物語です。 竜神神社の神様が人の姿に化けて縁日の日に遊びに出掛け、そこで出会った迷子の少年がもう一度神様と会いたい…

結婚して数年、行商帰りの夫が「化け猫さんを買いたい」と言う迷子の子供を連れてきた。 しかし妻にしてその化け猫、ユエは子供を見るなり「この子、幽霊だ」と言い放つ。 夫に取り憑いた霊…

夜景にみとれていると 自分の位置がわからなくなる

※短編はどこから読んでも大丈夫です。 　ナンバーは飾りです。 常冬の世界、最果ての雪原に、一軒の館が建っていた。 そこは、あらゆる世界と繋がる不可思議な迷宮。 住人は双子の姉妹…

好きなこと、そして趣味を否定されて生きてきた高校生2人。 幼い頃はあったはずの自由とはぐれてしまった2人は、｢迷子同盟｣として自由を望んだ。 ｢君の作品が、泣いてしまうよ？｣…

キャッチコピー出典：コトバンク（文字数オーバーだったため、こちらに記載しております……） 大学生の弘樹は友香梨に、「親戚が経営するカフェに行ってほしい」と懇願する。そこは来週で…

一人孤立し、取り残され、そして戻る場所もない。 意図せず脱走兵となるメレクは、老人と若い女という奇妙な二人組を庇護することとなる。

エルフの族長の末っ子が、謎めいた試練の旅に出る。その護衛に選ばれたのは、馬番をしている人間の少年。持ってくる地図を間違えて、森で迷子になったりと、先行き不穏な旅路でも、二人でなら…

「婦警さんになりたい」 ステラ・ウィンクルは強く憧れを抱いた。 赤い髪に、翡翠の中へ蒼い星を閉じ込めた眼を持つ少女。その眼は未来が視える、ほんの少しだけ特別で内緒の眼。 あ…

ある日『僕』は迷子の少年と出会った。 ある日『僕』は怒りと後悔を抱える女性と出会った。 『僕』は、彼らを救っているのだろうか？ それとも『僕』が、彼らに救われているのだろうか？…

これは、少し天然な変わり者の少女と、少し偏屈な変わり者の少年が二人で一人前の錬金術師を目指した頃のお話。 ここは平和な魔法と冒険者の国ブライグランド王国。変わり者の(かっこいい…

ゲームの世界に飛ばされた普通の男。そのゲームの名はVR戦国統一編。その戦国時代で迷子になった男の現実離れした話。

「俺はロボットだ。」 戦争での負傷から全身を機械の身体に置き換えたホームレスの退役軍人ジャックは、すっかりロボットが公共事業として社会に浸透した戦後の都市で、自分はロボットだと主…

　「答えなき夜の底で」を開くあなたも、きっと何度もあの夜を経験したことがあるだろう。試験前、時間に追われ、頭の中が混乱し、目の前の教科書がまるで他人の言葉のように感じられるあの感…

迷宮ダンジョン『バベル』は一度入ったら出られない、はずなのだが…… 俺は『探索』スキルを持つプロの案内人である。 決して道には迷わない。 パーティーの付き添いでダンジョンに潜…

若い工場従業員である主人公が、いまの仕事や自分自身に迷いながら、道にも迷って右往左往。ウルトラ地味でじんわり妙な物語です。現代ＳＦの金字塔（予定）とかじゃ全然なくってＳＦ（すこし…

世界を巻き込む戦争により、本国の戦線は各地で崩壊寸前にあった。 そして最前線での戦いの他に、本国の海を守る子どもがいた。 通称「海の子」――得体の知れない「彼ら」をおびき寄せ、…

突然異世界に迷い込んだ琴子は、魔物の棲む深い森で名前を持たない子ども――アイと出会う。 アイと共に見知らぬ地で生きていく決意をした琴子。この出会いがやがて世界を変えることを、ふた…

二次創作に太宰がないのでオリジナルを選択、だが恐らく三次創作。カテゴリ迷子。