「恋愛/ボーイミーツガール 短編」を含む小説

超短編。ショートショート未満です。よくある話を書いたあんまりない小説です。

様々な少年少女が織りなす恋愛短編集です。

遥かかなたの銀河系。人類は百人規模のムラで支え合って暮らしていた。ムラに馴染めない青年フランツは変わり者のロボット技術者コッペリウスの娘コッペリアが気になっている。フランツの婚約…

死神――――罪深き人間を間引きする自浄機構。 罪の意識から裁かれたい。 そんな人の想いから生まれた彼女たちは、存在意義に従って罪人の命を刈り取る。 新人の死神少女。 彼女は…

いつもより早く起きることの出来た朝、通学路で見た彼女に惹かれた。 男子高校生が主人公の恋愛もの　短編です。2018年の春頃に書いた作品

　少女は言った。 「これは呪いよ」 　少年は言った。 「これは祝福だよ」 　少女はその言葉が癇にさわり、 　そして―― 　これは、異能の子供が織りなす、残酷な世界に生…

【絶対に死ぬおまじない】を夢子から聞かされてしまった俺だが、そんな馬鹿な話を俺は信じちゃいない。 聞きたいことがあるならば、夢子、お前の本意だ。 お前が地球を滅ぼしたことは流石に…

世界から突如として多くの人類が消え去った運命の日から、一年後。 高校一年生の希海は、幼馴染の少年・漣の制止を振り切って、想いを寄せるクラスメイト・真生とともに、祈りの丘に向かう。…

僕と君は日常を繰り返している。 ーー気づいたらまた、最初。 ーー気づいたらまた、終わり。 そして、何度目か分からない日常をまた繰り返す。 その日常が続く限り、輪廻は廻り続け…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過作品】 たったひとりの家族だった祖母の言葉を胸に、アメリカで大学生活を送る日本人留学生・ヒロウミ。大学のカフェテリアで出逢ったア…

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 エイトビートの雨が降る。 鈍色の雲から漏れ出した粒が、教室の窓を——ポツン、——ポツン、——ポ、ポツンと叩いている。そう言う時分だ…

2050年、東京——人と人とが触れ合うことのなくなった世界で、孤独の海に揺蕩う少年少女の物語。

ポロン星には不思議な習慣があった。子供のころに作ったクッキーを恋人と交換するのだ。僕は、どんな型のクッキーを作ったか、まったく覚えていない。どうにか開ける手はないものか……

決して届かない想いの、自分なりのあるべき姿を書いてみたつもりです 傍から見れば不幸せでも、本人たちにとっては幸せなのかもしれない。 カップラーメンを作る間に読めるくらいの、掌編…

一週間の終わり、金曜日。帰宅途中の山辻楓夏は、同じ学年の女子がノートを落とすところを目撃する。彼はそれを拾うが…… ５分で読書「想いが通じる５分前（恋愛）」短編小説コンテスト応…

出会うまでに、途方もなく永い時間が流れた。私は待ちくたびれていた――。 長い永い時間を生きる剣の姫。 暗闇で待ちくたびれたとき、最後に彼女の右手を掴んだのは、白銀の「あほ」な少…

いじめられた過去を持つ僕は中学校3年生になって新しい学校へ転入。 始業式が終わり放課後僕は1匹の捨て猫によってある女の子と出会うことになる。 ポラリスとは現在の北極星で、一年中…

これは、春の訪れを夢見た、僕と彼女の冬物語。 十二月。今年初めての雪が降り始めた日。 真っ白に染まっていく病院の屋上で、僕はひとりの女の子と出逢った。 ――小説家になりたい。…

母方の伯父の見舞いに能登にやってきた俺は、六年ぶりに従妹のシオリと出会う。そして俺たちは、世にも不思議な体験をすることになるのだった……

凍みるような雪の夜、僕の葬式が執り行われた。 と、いう一文から始まる冬の夜の物語。 死んだはずの『僕』が淡々と語っていく現実、 僕と彼女は本当に存在したのだろうか。