「捨てられた」を含む小説

実家のリフォームの為に、二階を片付けなくてはならない。 でも、二階には、私の青春の全てといっても過言ではないものがある。 それを、私は片付けられるのか？ こそっと他サイトにも掲載…

高台に存在している、冬月屋敷。広大な庭には花々が咲き誇り、家は常に真白の壁が保たれるように掃除がされている。 しかし、それは現在進行系で汚山へと変貌していた。 これは、整理整頓は…

物を捨てられない母親、そこには意外な話が関係していた。 ９割実話です。

『秀丸書店』の優しかったおばあちゃんが亡くなったと聞いて、泣きながら帰り道を歩いていた中学1年生の宝田三恵子。捨てられていたクマのぬいぐるみを拾って持ち帰り、自分の部屋でクマと向…

ぬいぐるみ供養の滝山神社、今日も捨てられた一匹のぬいぐるみがやってくる。 さて神様を初め。先輩ぬいぐるみのパンダ。御神木の唐変木。 熊のぬいぐるみを慰めることは出来るのか。

久しぶりに実家に帰省した雫（しずく）は、両親に命じられて断捨離をする。そして、押し入れの段ボールに入っていたぬいぐるみのニャミィを見つける。子どもの頃の自分がニャミィをどんなに大…

　人間とAIの共存が常識になっている2073年。 　主人公のぼくは、ヒト型ぬいぐるみという仕事をしている。 　ヒト型ぬいぐるみとは、メタバースにおける出産スタイルのひとつであ…

ぬいぐるみに対してあまり良いイメージを持たない子、だけど唯一捨てられないものもあって。

KAC2023参加作品。 777文字の片思い小説です。

美彩が同僚に貰った傘は、何度失くしそうになっても戻ってきていました。段々気味が悪くなってきた彼女は、傘を捨てる決心をします。 捨てた直後に、今度はテディベアを貰いました。このテデ…

　ずっと一緒と約束したぬいぐるみも、やがては捨てられてる運命にあります。 　しかし大切にされ続けたモノには付喪神が宿ると言います、では幸せから絶望に突き落とされたぬいぐるみたち…

本棚の上には、二匹のクマのぬいぐるみが鎮座している。 あの日から、変わらぬ姿のまま、いつもこちらを見下ろしてくる。 《短編ヒューマンドラマ　1300字》

被根鳥泰三（ひねとり・たいぞう）にはどうしても捨てられないものがある。 それは子供の頃に買ってもらったテディベア。 が、さすがにここ数年は部屋の片隅に置きっぱなしにしていたのだが…

中学1年生の宝田三恵子は、本屋の優しいおばあちゃんが亡くなったと聞いて、悲しみに暮れていた。帰り道、ゴミ捨て場に捨てられていたクマのぬいぐるみを見つけた。そのクマのぬいぐるみには…

KAC20231 本屋　参加作品です。 人が死んだらあの世へ行くのと同様に、捨てられたり忘れ去られた本にも行き先があるという。 冥界のとある場所にあるその書店には、人間界でそう…

親に捨てられた主人公、ガイノス・バーンがある少女と出会い成長する物語 二人は引かれあっていく ガイノス・バーンはバートナーとして 少女は病的な程に依存して ※…

子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助…

怪物×青年 人と違う見た目から、生まれてすぐに人間に捨てられ、森の奥に住む魔女に拾われて育った孤独な怪物と、その男に愛情を与えてくれる青年のお話。 途中ちょっぴり痛い描写や可…

閉塞した片田舎から上層に這い上がった女は、身の丈を現すように東京で地の底を這いずり回るように暮らしていた。 絶望に次ぐ絶望があった。しかしそれでも本当の意味で希望を失えないでいる。