「短編 思い出」を含む小説

毎月一短編　六月 梅雨の話を書こうと思っていたら、梅雨が明けていました。

　聞いていたいのは、君の声。話したいのは、君との思い出。 　僕が君と生きてきた思い出を、縁側でのんびりしながら思い出す。僕が君へプロポーズした時の思い出話。

海沿いの街に住む男子高校生・颯太《そうた》にはだれにも言えない初恋の思い出がある。 夢か現かもわからない刹那の初恋だ。 ある日、二度と出会うことがないと思っていた初恋相手と再会す…

「5分で読書」応募作。 ミステリー好きな図書委員 深海(ふかみ)の目の前に、スマホ画面が向けられる。 天崎透(あまさきとおる)から依頼された暗号メールの解読を、 深海はすぐに…

容姿端麗、成績優秀な優希はクラスメイトとの修学旅行中。 高校生らしく、恋の話に花を咲かせようとしたところで先生の邪魔が入ってしまう。 起きていることがバレないよう各自、布団のなか…

入院中の僕にクラスで起きている不思議な出来事が知らされた。 朝礼で作文を読み上げる担当者の机の上に、誰かが花を届けているらしい。 夜は密室状態になるクラスの中に、いったい、誰が、…

僕(名称) 彼女(相手) 名前を出さずにやってみます

黒木さんは俺の幼なじみを自称して、そのように振る舞ってくる。 しかし彼女と知り合ったのは去年である。

中学二年生の歩は、電車で度々乗り合わせる女子高生の桜に密かな思いを寄せていた。 夜中の電車が運ぶ、ささやかな二人の時間。しかし、それは永久に続くものでもなく。

私が自分の嗜好が周囲と多少異なると気付いたのは小学3年生の春だったと思う。

田中は、廃部寸前だったバレー部に入ったり、 やりたくもない仕事を引き受けたり、勉強も出来ない、自己肯定感も低い、と言う、自分の思考も無く何となく生きてきちゃった男　とんでも無くパ…

夏休みに小さな島に来た主人公の少年が体験する不思議なひと夏の物語 第３話で完結でしたが４話まで続くことになりました。

ある少女の夏休みに起こった不思議な出来事

小さな町に住む香介と、東京から転校してきた美奈。 同じ時間を過ごす中で惹かれ合っていく二人。 たとえどんな結末になろうとも。 思い出は自分で変えられる。

　放送部である高校生の江村は陸上部時代の挫折を未だに引きずっていた。現在の楽しみは放送部での活動であった。だがある日の昼休みにも同じ放送部員の熊木薫と放送を進める最中に陸上での辛…

私は、ずっとあの日から彼を待っている。 いつになったら、迎えに来てくれるかわからない彼を…。 ずっと… ずっと…　 私、若宮夏子(わかみやなつこ)は、一番の理解者の秋静樹…

旅立ちと思い出をテーマにした約1600字の掌編小説です！

「……私、もう一度、あの曲が聴きたかった」 僕、猪野宣人（いのせんと）は変わった名前の小学４年生だ、 今日、初めて親にも言えない悪いことをした、学校を無断欠席だ、 多分親にはこっ…

実家の建て替えが決まり、そのための荷物整理の手伝いにと帰省した私は、そのさなかに古びた段ボールを見つける。 そこに入っていたのはひどく年季の入った一眼レフカメラであり、聞けば両親…

弟子と師匠。 Twitterからの転載。