非常におすすめの一本です。
とりあえず、三千文字くらいなので、とりあえず読んでください!!
これはミステリーの皮を被った、道徳に関する作品です。
なのに説教くさくなく、嫌味なしに読めるのは巧妙な『ミステリー』に隠されているからです。
私も最初は、なんでこいつ(主人公)はこんなことを? と思っていたのですが、
なるほど……そういう事でしたか。
問題は結局、「なぜ? どうやって?」ではなく、「なんで?」の部分に集約されています。
ミステリーのトリックは手間がかかってリスクも高い分、そこまですることか……?という内容のものですが、とんでもなかった!
そこまでしなければならない理由があった。
最初は無駄ばかりに思えたトリックも、どれひとつとして無駄がなかったです。
これは一回! いいから、一回読んでみてください!!
お勧めいたします。ご一読を。