「ホラーじゃないホラー 怪異」を含む小説

架空の都市「T市」住人たちからホラーな小話を聞いて、インタビュー形式にしてまとめました。

エブリスタで妄コン、百物語、怖い噂などのイベント用に書いたホラーショートショートを集めました。妄コンの佳作作品も。1〜10分ていどで読めます。オカ録や八重咲探偵の元話になっていた…

【7月27日にKADOKAWAより発売の新刊『煉獄蝶々』の大ボリューム試し読み。 8月8日から8月12日まで、一日一万字更新されます】 明治三十八年、岡山。名家・大鹿家に拾われ…

　もとはとある「レンタル〇〇」がお題の短編コンテスト用に書いたもの。 　お題にちなみ、〝妖怪〟をレンタルしているお店というのをなんとなく妄想してみました。 　でも、ホラーではなく…

田舎道で怪異に遭遇した主人公、そこに一人の男性が助けに入る。 彼の正体とは…？

姉妹は、「マイメ」と呼ばれる怪異に立ち向かう。

ある地方に『常露町』と呼ばれる小さな町があった。 その町には怪異が集まりやすいという。 「それら」はひっそりと、時には寄り添うように人に憑いてくる。 これは怪異に直面した彼女と彼…

　とある山村の外れで死体が見つかった。遺体は腐敗し、四肢は損壊。加えて最後に目撃された状況も不可解なものであったため、地元住民の間では「天狗の殺人」と囁かれていた。博覧にして強記…

　最近の子は都市伝説の口裂け女を知っているのだろうか？ 　社会現象になり、一部の学校や自治体が本当に警戒態勢を敷いた怪異のことを。 　知らないなら、現代の子から、口裂け女をど…

なんの変哲も無かったはずの、とある夏の暑い日。私はドッペルゲンガーに出会ってしまった---------。 歪んだ世界の中、果たして狂っていたのはどちらの方だったのか。 きっとすべ…

池袋近郊で起こった奇妙で不気味な怪異譚。

この作品はフィクションです。 モデル等はありますが実際の人物並びに土地等には一切関係ございません。ご了承下さい。 怪異と異能が混ざる特殊な街の中の話です。 フリー…

「私は、貴方の女神よ」 いつも通りに朝を迎えたら、俺は女神を名乗る少女と同居していた。 そして奇妙なことに、それは──真実だと分かってしまった。 不器用な三十路男と女神を称する…

「教室に知らない生徒が座ってる」。私立高校に入学したわたしは友人の杏子から、授業中に起きる奇妙な現象について相談される。クラスメイトが授業中だけ何者かに入れ替わっているという相談…

いつしか見るようになった"夢"。 暗く光の閉ざされた世界に立つ「倉持《くらもち》 総司《そうじ》」の前に浮遊するライトアップされた一匹の"獏"。 そいつは目を見開くと「ねぇ、僕に…

天井裏を叩く規則的な音。 壁に向かって設置されたカーブミラー。 天窓のある子供部屋としつけのされていない犬たち。 神社の舞殿の床板の裏についた手形。 無人の倉庫からかかってくる内…

　これは一人の女性が、瞼を閉じた後に不思議に出会う。そんなお話。 ・岡実　八重子の章 　カタン、カタンと電車に揺られる一人の女性がいた。彼女が疲れの果てにゆっくり瞼を閉じれば、…

書籍化決定しました！ 2023年8月2日発売。税込1980円です。書き下ろしエピソードも複数あり。 よろしくお願いいたします！ また６月19日夕方より「書籍化記念特別編」と題し…

「この盃を受けてくれ 　どうぞなみなみ注がしておくれ 　花に嵐のたとえもあるぞ 　さよならだけが 　人生だ」 言葉が終わった瞬間、斬魔の光は放たれた―― 夜の公園に突如あらわれた…