怖い、実に怖い。ネタバレになるので詳しく言えませんが、この作品、恐怖の二段重ねになっていまして、語り手の少女の、学校の怪談を巡る物語を終えて、謎が全て解き明かされ、これで全て解決、とばかりに安心していた処に、それまで仄めかされる程度で物語のバックボーンとばかり思っていた過去の出来事が満を持して現れる。まるで謎自体がそれを抑え付ける封印の役割を果たしていた、とでも云った風に……。
これだけ怖い思いをさせて頂いたのは久し振りです。これだけの物語を埋もれさせておくのは非常にもったいない、との思いからレヴューさせて頂きました。
というか、自分一人こんな怖い思いをするなんて許せん、皆も読め! 読んで怖い想いをしろ! そして夜中トイレ行けなくなれ!