「なんだ！！ 短編」を含む小説

「勉強をした後の頭の良し悪しの意味じゃなく、身にならなくてもいいから勉強をし続けるモチベーションをどう保つのかを聞きたいのか？　それなら簡単なことだ――ようは『面倒を省く』こと。…

営業職の僕には月一回は必ず訪問する会社がある。 始まりは飛び込み営業だった。 そして社長に言われたのだ「この契約書は無しよ！！」と。 なんだそれ。 しかしそれにしても、なんか…

都内のとある男子高校生、伊東遊真はなんの変哲のない日常を平凡に過ごしていた。それこそ、学校へ行き、仲のいい友達とも話し、家と学校の中間にあるコンビニでバイトをし... 順風満帆と…

大学に進学して、そこそこの会社に就職して、結婚適齢期に結婚し、子を儲け、家を持つ。仕事に邁進し、あるいは専業主婦になり、慎ましい老後を過ごす。孫と笑い、趣味を嗜み、親族に囲まれて…

ある日、刑事2人がとある廃れた町を訪れた。 その町では一ヶ月ごとに行方不明者が増すばかりであった。 交番に勤務していた警察官も、この町を訪れた旅人も、そして一ヶ月前調査に来た刑…

ある部活終わりの日、俺は天使に出会った。 彼女とは一瞬の間だけの関わりだったが、俺の心の中にはずっと彼女が残っている気がした。

　曰くまきは、『抱き着き症候群』なのだそうだ。 　人肌恋しさがつのると抱き着かずにはいられない。 　抱き着いてないと、動悸、息切れ、眩暈、頭痛、腹痛、吐き気、過呼吸、吐血、酩…

パパ友から小学校のクラスで「夜のスポーツ」が流行っていると聞いた俺は、いったいそのスポーツはなんなんだと恐怖を感じた。息子がなにか変なことをしていないのか気になった俺は、その夜、…

強さも根性も中途半端なシャーマインとゴゼール。雑魚敵に翻弄される毎日に嫌気がさしたシャーマインは怪しげな「悪魔」と名乗る老人と取引し…

　えっちな漫画家になりたくてはじめたアシスタントのアルバイト。 　はじめて顔を合わせた漫画家さんは、まさかの同級生で、可愛いけど色々とやばい人だった。 「そっ、それじゃあ、…

　人口400人の島にひっそりと建つ古ぼけたシェアハウス、あやめ荘。 　島には、コンビニも駅もなく不便だが、静かで暮らしやすい場所だ。 　都心からは離れており、夏場は観光客でごった…

この街には魔法少女が存在する。 彼女は街に存在する魔物を倒して、街の平和を守る存在。 そして今日も、街の平和を守るために魔法少女は街を奔走する_______________ 「…

信太郎の父は、定年退職後、山登りを趣味としていたが、ある日、山から帰ってこなかった。警察は遭難したのだろうと言う。それとも、家庭が嫌になり、失踪したのだろうか。 親子の絆、人生…

渋谷でダチと遊んでいたはずなのに 突然知らない物だらけの場所に来てしまったワタシ。 これは…俗にいう異世界転生？！ 聖女として？　それとも勇者？ 魔法使い？！(興奮) なんでもな…

夏の甲子園に出場する幼馴染を、画面越しに見つめるお話。

　小野は冷凍食品の倉庫で仕分け作業を行うフリーターである。なんの変哲もない人生を送っているが、生活に満足できず毎日を過ごしている。 　ある日、夜勤明けで都内ゆきの列車に飛び乗って…

　掃除機に吸われるその刹那、おれは前世の記憶を取り戻す。そうだ、おれ、人間だった！ 　しかし、今となってはホコリ。 　なんだよ、ホコリって。なんも誇れねぇわ。 　しかし、ホコリ…

「天才科学者」 俺はかつてそう呼ばれていた。テレビに出て。持て囃されて。大手研究会社に就職して。いろんな仕事をもらって。 俺はその時、なんでも出来ると思っていた… ただ1つの過…

自身を構成する名前を失った『　』は、実験により軍の宇宙基地で目を覚ます。 成り行きで軍属になってしまった『　』は、上官となるカノエに付き従うが…… なんちゃって宇宙戦記モノ（と…

難易度調整がおかしくても犬が可愛ければなんでも許せる人向けのゲームに苦戦するお話。