「#純文学」を含む小説

しっとり、少し怠惰な夜に

Nina Hagenの『カラーフィルムを忘れたのね』を小説にしてみました。 村上春樹の『風の歌を聴け』に憧れて書いた作品です。 村上春樹っぽさを感じていただけるとうれしいです。

小さな農村に一人の少年がいた。彼は並々ならぬ努力で己が夢を追いかけた。そして今、青年となった彼はあと一歩のところまで迫った。しかし、ただひたすらに純粋に夢を追いかけるには、青年は…

　公園のブランコ。漕ぐは、浮かない表情の中学生男子。そこに突如として登場する謎多きおじさん。どうやら、少年には悩みがあるようで。おじさんは、少年にある言葉を伝えるのだった。 　誰…

都会の慌ただしさにストレスを抱えている主人公。 “いつも通り”を好む彼女は、今日も馴染みの公園で散歩をする。5月下旬。蒸し暑い気候とはいえ自室にこもっているよりましだった。 紫陽…

二宮唯斗は恋をしている。だが好きな人にもまた意中の相手がいた。ただ、そんな事で気持ちを諦めることは出来なかった。だからこそ迷うのだ。相手の好きな人を知った上でこの気持ちを伝えても…

お見合いで無理やり結婚させられた夫婦、当然二人の間に愛はなく二人は浮気に走る。 教授である夫、榎本は揺れる心を隠し、学生と温泉旅行。妻、幸子は夫の部下である松崎と浮気。しかし、妻…

純文学チックな百合です。 六番さま主催の自主企画「【掌編の本棚】瞬く星々」への書き下ろし作品です。

生まれも育ちも離島。青掛島の高校生、村田沙希と、その幼馴染で今は東京の高校に通っている青木倫也。この二人を巡る儚い運命の物語。

　一筋の光が消えた瞬間人間は生きる気力を失うのだと、私は知った。思い出すのは大嫌いな記憶ばかり。ネガティブな感情に乗っかってくるのはネガティブな思い出。そんな記憶にうなされる人生…

ここは雨の日の図書館。 雨の日にだけ開館する図書館です。 BGMは雨の音。館内の香りも雨の匂い。照明は天気任せ。 雨宿りにでも、暇潰しにでも、心の赴くままに来館してください。 雨…

小説というのは、読み手の想像力で無限大に広がると思っています その入り口をぽろぽろと集めました ぜひ、自分なりの出口を探してみてください

　ある日、小学校六年生の女の子、三島久美子は朝起きると、いつもとは違う不思議な違和感を感じた。

平凡で孤独な人生のなか、男は少女になった。 けれど、平凡では無くなったとしても、孤独であることに変わりはない。

新卒で不動産会社に就職した頼岡は、金払いの良さからこの業界を選んだ。営業成績は常にトップで順調な日々を送っていたが、ある日、高校時代の同級生・高梁から久しぶりの連絡が入る。高梁は…

半フィクションです。 自分の体験を元に、書き加えてみたりしました。 書いてあることは悩みだったり、答えがないものばかりです。

ノンジャンルの短編集です。ファンタジーやヒューマンドラマを掛け合わせた作品が中心。ご賞味あれ。たまに幸せと両想いになることもあります。

昔から、物を書くのが好きだった。 しかしいざ他人に見せようものなら、一斉に駄文と嘲られた。曰く、ただの独り善がりでしかない、と。 しかし一人、こんな私でも良いと言ってくれた。私…

感情。感覚。 幸せという事。夢と希望。 ワンネス。