「カメラ！」を含む小説

人が死ぬときの断末魔が投稿される断末魔ネット。 その恐怖な魅力にとりつかれた主人公は毎日必聴。 でも、実際に断末魔を出させてみると理想と違うことに気づく……？ ↓前回の投稿…

幼いころ父親に連れて行ってもらったデパートで開かれていた小さな写真展。そこで田中　紡(つむぐ)が目にしたのは、桜の木の下で咲き誇る桜を見上げ涙を流す女性の写真だった。 まるでそこ…

　〝或る部活〟に非常に興味がある。ぶっちゃけ入りたい。だけどそこにはとても嫌な人間がいる——そんな時、どうする？ ——もはや鉄道写真を部活にするしかない！—— 　これはそんなお話…

『匿名』 『リフレイン』 頭、空っぽにして読まれてください。

サラリーマンの大沢和臣（おおさわ かずおみ）は、出張中に、七年同棲した彼女に逃げられてしまった。 二人で暮らしていたマンションを出て、会社の独身寮に戻ることになった大沢は、狭い…

僕(=伊関としひろ)には友達がいない。 理由は簡単。 僕には相手の心が聞こえてしまうのだ。 小学校六年の時に交通事故で両親を亡くしたその日からその能力は突如として現れた。 だから…

　彼女は、決まった時間に表れて、決まった場所で、決まった方向をカメラに収める。 　それが、彼女の日課のようだ。 　僕は知ってしまった。 　知らなければよかったと思う。 　僕…

「シャッターを切る時のあの感触が、僕は好きだーーー。」 １つ目のエッセイは銀塩カメラの時代のお話です。 シャッターの感触も、現代のデジカメ一眼…も製品によっては良い感じに再現さ…

風景が好きなフォトグラファー佐伯雄二は見たことの無い風景を写真に収めるため秘境に自ら足を運ぶ冒険家の一面も持ち合わせていたため周りのフォトグラファーの中でも変わり者のフォトグラフ…

4月1日。世間はエイプリルフールだが、人付き合いの少ない俺にとってはただの365日中の1日だ。 学校は休みだし、家にいても暇なので桜を撮ろうとカメラを持って外に出た。 公園で…

女がドローンのカメラに向かって口だけを動かした。一文字一文字を区切る様に『た・す・け・て』と。ひょんなことから女を救ってしまったお荷物社員、宗男の人生逆転劇が始まる。

今をときめかない落ち目のユーチューバー・マサシ。 広告収入目当てにオモシロ人間を取材することに。 そこで監視カメラに囲まれて生活するおっさんの家にいくことに！ ↓前回の投稿…

思い切って飛び込んだ新世界は、奇天烈なところだった。。。 文武両道才色兼備の某外様大名の末裔、島津凛子は、そんな自分のことが嫌いだった。 『自分を変えたい』、という想いで飛び込…

俺は監視カメラの眼を盗むハッカー。ある日、ハッキングしていたカメラに規則的に動くものが映った…。

　ある日、僕のスマホに「-《ハイフン》」というカメラアプリがダウンロードした覚えがないのにも拘らずインストールされていた。そのアプリを起動させた僕は、そのカメラに映した物体を介し…

街頭に、店舗に、列車に、自動車に、自宅に……思いつく限りのところに設置される監視カメラは際限なく増殖してゆく。 あらゆるカメラの映像がクラウド上に保管されはじめた近未来。人々は…

水野和樹は父親の友人が営む写真館でバイトする大学四年生。趣味であるカメラに夢を抱いていた時期もあったが、気付けば社会のレールに乗るように漠然と就職活動に勤しむ毎日を過ごしていた。…

休日に女の子と出かけたい。そんな小さな願望を、アンドロイド社会が実現させてくれた。どこかに出かけては、そこでちょっとした会話を交わす。そんな日常。しかしそれはやがて、アンドロイド…

｢これは人の気持ちが写るカメラだよ｣ そういってあの人は僕に玩具みたいなカメラを手渡した。