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ここにいる

ここにいる

藤光

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★16
6人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • @seas0
    109件の
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    ★★★ Excellent!!!

    像は結ばれるのか?

    透き通ったレンズを通し世界を見る。
    監視社会と叫ばれる近年、技術革新に伴う情報社会の高度化は拍車がかかっている。

    本作はその社会が少し歩んだ未来。
    人々の生活を『見守る』存在が語り手となり、物語は進行する。

    自身への包括的な保護を受けると言う事は、即ち保護者に自身の全てを差し出す事である。その『全て』の中で、プライバシーは当然例外では無い。

    濁った瞳で澄んだレンズを通して世界を眺める我々は、果たして何を見ているのだろうか?それは現実なのか?

    我々の治安を守る者は、闇から我々を見つめている。
    しかし彼等もまた、見ている『何か』が真実とは限らない。

    全てを疑え。全てを受け入れよ。

    この物語を読み終え、画面から目を離した時にその瞳は何を映すのか?

    • 2019年5月18日 10:24