「SF 日常」を含む小説

学生の頃なんかは軽いノリで『おともだち』でしたが 大人になるにつれ、友人が減っていく気がします。 心許せる人がいなくなったら、心は死んでいくのでしょうか？ ※少しホラーチック…

彩華は弟と二人で買い物に出かけていた。 その帰り道、たまたま入った喫茶店でマスターの対応が悪いことに腹を立て、彩華はあてつけにこう言ってしまう。 「すいませーんグランデアーモン…

ディストピアのような人の消えた街で…。 ショートショートです。 コロナ禍の記憶を何か形にしておきたくて書きました。 NOVEL DAYSの『Our Day to Day』コンテス…

時は2028年、ゲームなどでよく見る魔物やモンスターなどの事を総じて「エネミー」だとか、「モンスター」と君たちはいうだろう。ただし、こちらでは意味が少し異なる。 突然謎の能力を発…

　生きるために、星を棄てた。肉体を棄てた。 けれど、そうまでして、いったい何の意味が在ったのだろう。 新天地を求めて航行する宇宙船にデータ化して乗り込んだ人類。 だけど、そこで…

これは台所にあるキッチンタイマーが家族を守った愛と感動の物語。

　これを書いたのは一九九八年頃です。 フライング社という会社の四十周年記念誌で、二〇四七年の時点より企業の歴史、業績、日本の社会情勢を振り返るような流れで、物語を書きました。 だ…

自分たちの信じていた世界が変わる。日常が、常識が変わる。世界が今までと全く違って見えるようになる。もしかしたらそれを、人は『革命』と呼ぶのかもしれない。警視庁サイバー攻撃特別捜査…

平凡な日常を過ごしていた高校生、伊吹直哉は謎の少女と出会ったことで世界を巻き込む陰謀に巻き込まれる。魔術、科学技術、謎の秘密結社、古代文明、世界各国の軍事組織などのキーワードと共…

どこにでもいる普通の男たち そんな男たちがある日 日常的であるが非日常的であり 偶然的でありながら必然的である そんな出来事に巻き込まれていく物語。 物語の男は我々と同じような…

　本堂あきら、高校二年生。 　趣味は星を眺めることであり、幼馴染みである白石亜香里や天文部仲間の友人達と毎日の青春を謳歌する普通の好青年である。 　だがその何気ない普通の一日は突…

　大好きなガールズラブアニメの推し女子キャラクター二人のふれあいを間近で拝むため、『俺』は『壁』になった。大学のゼミで世話になっている教授が、二次元キャラクターの日常風景を限定的…

四月七日。春休みも最終日となる日の朝。 高校2年生の主人公、三坂三鶴(みさか みつる)は今日もまた何も変わらない日常に絶望していた。 彼の生活に、特に大きな問題があるわけではない…

まだ花も葉も無い桜の木の下の、陽光に佇む美少女。 つぶらな瞳は、右は茶色く、左は青みをおびたオッドアイ。 僕が君に出会った日、君はレイラと名乗った。 本名は神呂木 妙《たえ》。 …

時はBS(Beyond Singularity)520年、科学技術が特異点を超え、あらゆることが可能となった時代。ヒトという括りの種族が増え、混乱もあったがなんやかんや平和にやっ…

13歳の夜。 サンタクロースも、ドラゴンやヒーローも空想だと 気づき始めたこの夜に僕は夜空を見た。

他人とはどこか違う。子供の頃から漠然とそう思っていた。そんな僕にコンタクトしてきた謎の男の正体は…いや、まさかね。

第三次世界大戦が事実上の終結を迎えてから半年後、元軍医の「私」は新たな住居と職を探していた。そんな「私」はある日、知り合いの紹介で名探偵・猫目石芽衣子と出会う。常に男装をし、傍若…

鉄の大型機械と複雑に構築された街がありふれた世界にて、一人の心が錆まみれの傭兵と一つの純粋で汚れなき心を持った鋼の機械が暮らす銃声と火薬と血がいつも漂う日常のほんの1ページ。 ア…

虚構科学研究所の不死の定義：地球上の何者よりも強い。他者に殺されない。 人間の遺伝子改造が容認された世界。 虚構科学研究所の成果により、不死の頂に到達した少年＜最上彼方＞は、動…