「届かない」を含む小説

決して届かない想いの、自分なりのあるべき姿を書いてみたつもりです 傍から見れば不幸せでも、本人たちにとっては幸せなのかもしれない。 カップラーメンを作る間に読めるくらいの、掌編…

【「5分で読書」短編小説コンテスト（恋愛）応募作品】 いつまでも続くと思っていた二人の関係。 いつでも伝えられるはずだった想い。 託した想いもすれ違う。 大切な想いを伝えるには…

私は図書館に通う彼、神谷雄平のことを密かに想いを寄せていたが、 自分の世界に引きこもりがちな私はそれでいいと思っていた。 ある日、推理小説をいつも借りていく彼から「私のおすすめの…

過去と未来の境界で、今日も私たちは生きている。 伝えたかった想いも、残した未練も、背負った咎も全てが自分だ。 痛みも苦しみも全て――。

西暦2200年の地球では、お金を払って購入した言葉でないと使うことができなくなった。その中でも、暴言は富裕層にしか手を出せないほどの高価で取引されており、貧困層である僕には、まる…

差出人の名が記されていない、一通の手紙。 そこには、ある女の秘められた想いが、届かぬ願いが、そしてついに見出した希望と決意が綴られていた。

誰にも届かず死んだ声を供養する塔があったとさ。 数年前に高校の部誌で書いた話で気に入ったものを上げてみますその二

七つの大罪。 地獄の七君主。 その一柱である強欲悪魔────『マモン』。 かつてこの世全ての財・贅を極めた大悪魔。 しかし、現代の人間界は神秘が薄れ、どれだけ手を伸ばしても彼の…

届かない声と、決まった声しか決めれない自分。私の考えはいつも届かない、だけど、それだからこそあなたに伝えたかった 2021/6/10 カクヨム甲子園に向け内容を変化させま…

　ヤハタ・エインズワースは〈神様の子供〉と名乗る少女ヴァローナと出会う。 　ヴァローナの姿は誰にも視えず、声は誰にも届かず、誰かに触れることはできず、少女は大都会の中で一人だった…

大通りから路地を進み、街の喧騒が届かないような場所で営業している界魔カフェ。 そんな界魔カフェには、今日も賑やかな珍客が訪れる。

　 あの日、図書室で君とあの子がしてた会話。実は全部聞こえてたんだよね。 分かってたんだ。君の気持ちがもう既に離れていたことは。 だけど泣かないよ！私は強くて、皆に頼られるキャプ…

手紙を書くようなエッセイ

　2XXX年、世界はハエに支配された。 　つい最近までは、無害とされてきたハエが突然、世界中に大量発生し、緊急外出禁止警報が発令された。 　ハエは空を完全に覆い隠す程で、太陽…

「アルファポリス」「小説家になろう」にも同時投稿中。１００回以上の転生を繰り返す大魔導師が今回転生したのは、戦国時代の日本に限りなく近い多元宇宙だった。体内には無尽蔵の莫大な魔力…

鬼蜘蛛は禁断の恋をした。己の餌である蝶の美しさに気がついてしまったのだ。 愛する者の為に死ぬ。愛する者を食べ生きる。 どちらにしても鬼蜘蛛の想いは蝶には届かない。

青年の過去と、白髪の少女の時間と忘却の物語。

あなたを大切に思ってくれてる人は、必ずいる。 ただ、耳鳴りのせいで、大切な人の声が、届かなくなってしまうことも… そんな時、俺様の猫と影だけの男ムが、あなたを救いに現れる！