概要
届かないなら・・・この言葉は存在しなかったことになればいい。
私は図書館に通う彼、神谷雄平のことを密かに想いを寄せていたが、
自分の世界に引きこもりがちな私はそれでいいと思っていた。
ある日、推理小説をいつも借りていく彼から「私のおすすめの本」を紹介してほしいと言われ、
私は「私に興味があるならば解けるであろう告白」を試そうとする―――
★ ★ ★ ★ ★
文字です。
恋は駆け引き。
恋をして、失恋するのも素敵な思い出だとは思いますが、
失恋したくないけど、相手の気持ちを探りたい方のヒントになれば幸いです。
自分の世界に引きこもりがちな私はそれでいいと思っていた。
ある日、推理小説をいつも借りていく彼から「私のおすすめの本」を紹介してほしいと言われ、
私は「私に興味があるならば解けるであろう告白」を試そうとする―――
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文字です。
恋は駆け引き。
恋をして、失恋するのも素敵な思い出だとは思いますが、
失恋したくないけど、相手の気持ちを探りたい方のヒントになれば幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!企画用レビュー「司書ならではの冴えたやり方」
なんだこの主人公! 可愛い奴だな、君は!
図書館を舞台に繰り広げられる司書さんと利用者男性の恋の駆け引きを描いた短編です。
想いを告げたい、でも直接言う勇気が出ないし、恥ずかしい。
そんな乙女心100%の彼女が考えたのは「私に興味があれば気付いて、本にしか興味がなければ気付かない告白」なんとも司書さんらしい夢のような告白方法でした。
そうして彼女が厳選し、彼におススメした三冊の本とは…?
知れば思わず笑っちゃうようなやり方。でも素敵ですね。
そして何より冒頭で館長さんの語った「ここでは本を読むことによって皆が違う世界に旅立てるのです。邪魔してはいけないし、他の人と内容を語り合う時に結末…続きを読む