「どこまで？」を含む小説

伝子達は、迷った。一体どこを守ればいいのか、何が起こるのか？

どこまでも続く暗闇の道。そこに二筋の光があった。ひとつは『記憶を無くした少女』が握る懐中電灯の光。もうひとつは『白い人型ロボット・オグ姉』が眼に灯す青いLED光。二人は『人』を探…

「お父さん、私が誕生日にプレゼントした電気シェーバーどうしたの？　いつもの場所に見当たらないんだけど？」 「ああ、あれか。悪い悪い。あれなんだけどな、お父さんまた失くしちゃって…

朝いちばんの打ち合わせに使う資料を準備するため、わたしはいつもより早く家を出た。しかし駅に向かう途中、猫に餌をやってきたかどうか分からなくなり、だんだん心配になってくる――。

大きな水族館。その最下部の下で目を覚ましたミオ。彼女は今までの記憶を失っていた。周りを見るとそこは、不気味な水生生物、ディーパーたちが優雅に泳いでいた。そしてミオはそんな一匹のデ…

大学からの帰り道、突然の雨に降られた真衣（まい）は友人の木津（きづ）と共に近所の小さな神社に身を寄せる。木津と雨宿りを始めた真衣だったが、雨は止む気配を見せない。仕方なく木津と他…

《本作は2021年5月に頒布した「Memento 月夜御探偵事務所怪異調査譚」の内容を一部変更・修正したものとなります》 2020年、現実とは異なる歴史を歩んだ現代日本・東京都…

鳥田 桔平は、幼馴染の平井 澪が失くしてしまったというキーホルダーを取りに夜中に学校に忍びこむ。夜中の学校で犬猿の仲の泡瀬 葵に出会ってしまう。しかし、何故か泡瀬は泣いていて…？…

【打ち切り完結】 １３歳の新人テイマーのルーネは、意図せず周囲の魔力を変質させてしまう【変質者】という厄介な魔力特性を持っていた。 おかげで魔法の属性があべこべ状態になり、仲間に…

幼馴染みの創作女子・音豆さんに頼まれ、カメラ少年な鷹夜くんと愛読者な大将くんは三鷹に赴き、風の散歩道にあるという太宰治の石碑を探すが……。

女心の機微に疎い夫と劣等感にさいなまれる妻の、ある夜の会話。 二人用声劇用フリー台本。性別変更・方言変更・独演可。 個人的観点からのパフォーマンス難易度：☆☆ 某拙作の一部分…

後輩である女の子に呼び出された。彼氏が消えたって。どこにいったのか、彼女は知っているのか？

安穏とした、けれど終わりの見えない病院生活を続けていたぼくに、ある日、"死神"を名乗る少女が訪れる。 彼女が突きつけてきた現実は遠くない未来の"死"であり、同時に「一つだけ願いを…

武器×銃器×神造兵器×魔術=ハンター！ これはコンプレックスを抱える1人の少女がそれを克服する物語。 これはそこに至る長い道中で、本人とは全く関係ない様々な陰謀に巻き込まれる…

――暗い世の中には遊びも必要だ。 長い間続いた戦争がようやく終わりを告げた。人々は喜びあい、頬を吊り上げ笑っているのだがそこには戦争に疲弊し笑っていられない人もいる。そんな人達…

この世界はファンタジーか、それとも現実か。 記憶を失い彷徨い歩く一人の青年を中心とした、少しばかり不思議な世界。 職業不定、戸籍不明、実名不明の青年がいる世界は、どこかファンタジ…

虹野ななはどこにでもいる普通の大学生。優等生ながらも、どこかつかめないところもある。そんなななと付き合い始めたユウは、彼女の裏の顔を知ることとなるのだが……。

　12歳の小学生、阿藤流花は少し前に母親を亡くした。母子家庭であった彼にとって、その喪失は絶望という2文字では表せなかった。昔、母が言っていたある言葉を思い出す。「お母さん、本当…

都内のとある男子高校生、伊東遊真はなんの変哲のない日常を平凡に過ごしていた。それこそ、学校へ行き、仲のいい友達とも話し、家と学校の中間にあるコンビニでバイトをし... 順風満帆と…

ある日、街で老婆に道を尋ねられる八重子… しかし老婆の様子はどこかおかしい。 老婆の話を聞いてると痴呆症であることに気が付く… 八重子がとった行動は？