「冬 短編」を含む小説

クラスメイトの水野さんとともに文芸部に所属する僕は、ある日、水野さんと付き合っているはずの部長が、他の人と密会していたという噂を聞く。 妙な噂に動揺する中、下校途中の電車で時たま…

あるところに春彦という布団屋がいた。 春彦には夏彦、秋彦、冬彦という兄弟がいて、みな布団屋を営んでいた。 夏のある日、春彦は夏彦から奇妙な手紙を受け取る。手紙にはこんなこと書か…

高校2年生の冬、同じクラスの那月と薫、修弥、翔也の4人は、今にしかできない青春を送るべくそれぞれが思う青春の日々を送ることにした。 高校生の今だからできる、甘酸っぱい炭酸の弾ける…

◆登場人物◆ 望むもの全てを失う〖呪い〗を背負った少女、猫山光衣(ねこやまみい) 名も無き作家もどき、ナナシ ◆あらすじ◆ 猫山光衣は、町の裏山の古びた山小屋で暮らしていた…

夫婦が鍋を食べるだけのお話です。お話というよりだらだらとした描写なのかもしれません。

　フランセーズ幕府が、民衆へ服装規制を行う世界で、御洒落御免状の発布を求める維新軍が担ぎ上げるのは、緑扇宮ルウ……。ファッションデザイナーとそのフィットモデル（語義はパートナー）…

セプテンバー・ナインというのは、毎年冬の最中に落ちてくる隕石の事だ。 拾うと幸せになれる石。 いつも仕事に追われてる俺だが、秘書の切子とその名前に込められた意味に想いをめぐらせ…

心を塞いだ少年と 平和な時を過ごす少女との超絶短編物語

変なプライドが邪魔をして行動したくても、出来ない。 その結果自分が望まない未来に進んでしまった経験はありませんか？ そんな三人の高校生が一冬で経験する恋愛物語です。 最後は誰にと…

「僕」は、模様替え中に、安藤からプレゼントされた絵本を手にとって……。　本編10Ｐの、ちょっと切ない短編です！ 2008年6月　執筆 2021年1月　修正公開

　雪の中に男が倒れていた。若い、兵士の格好をした男だった。雪は遠慮がちにその上に積もっていた。そのままなら、男の体は白い土の下で、永遠に眠り続けるはずだった。 　――そこに、二人…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過】 事件も何も起きません。 北欧家具に魅せられた男の、とある半日を描いています。 ※この作品はフィクションです。

気候変動ががんばりすぎたために、「地球温暖化！」なんて叫ばれていたのがおかしくなってしまうほど、日本の気温はかなり下がり、7月なのに、ここ数日の最高気温は10℃に達するか達さない…

ダンジョン攻略黎明期、伝説と呼ばれたパーティーでリーダーを務めた天野冬稀は、攻略者を引退してようやく日常の生活に慣れてきたところだった。 「はじめまして。東雲かなみと申しますが…

個別塾でアルバイトをする愁は、その生徒を聡い子だと思っていた。 時には稚く、それでいて聡い相反した瞳を持つ彼女が語る好きな人とは、果たしてどんな少年なのだろう。

　仕事の独立を機に生まれ故郷とは違う田舎へと引っ越してきた「私」。農業をやるわけでもないから、地元の人との交流は必要最低限でいいだろうと考えていた。しかし、どこから聞きつけたのか…

とある音楽アーティスト、トミナガの苛立ちの話。 曇った冬の日に車を運転しながら、ダッシュボードにしまった煙草を吸おうか吸うまいか、モヤモヤと悩むトミナガ。彼は一本の電話を待ってい…

売れないストリートミュージシャンのヒロト。 今日もいつものように路上ライブをする為に、駅前にある格好のライブスポットに向かっていた。 そこで見かけた見慣れない先客の少女の、その…

冬になったばかりのある日、 『俺』の彼女が、自殺していた。 理由も遺さず、ひっそりと＿＿＿ 何故彼女は死んでしまったのか。 『俺』は、理由を見つけられるのか？ ちょっぴり切ない…

野林緑里さまの自主企画に参加した作品です。 やっぱり悲劇は書きやすいですね。