「短編 怪異」を含む小説

「山から吹き下ろしてくる風が、呪いを運んでくる」――その街には、かつてそんな言い伝えがあった。

　盗みをやめることができない男、畔。周りにあわせることばかり気にする高校生、猫屋敷。二人は怪異現象研究家と名乗る女性に声を掛けられる。二人には欲望を叶える代わりに、理性のタガを外…

屋根裏部屋で見つけた奇妙な九相図。それは死体から霊魂が抜け出る過程を描いたものだった。

怪異、都市伝説等といった異常存在から一般市民を守り、世界の安全を確保する。 それが我々「財団」の任務である。 このファイルは財団に所属する職員の生活や任務内容、また一般市民とオ…

ある夜廃工場に彼はやってきた

深夜の学校で、投げられた！？ 学校の怪異にハマった少女。幽霊を探して、真夜中の学校に侵入中、何者かが彼女の身体を持ち上げて……！ 少し切なく、それでも暖かい。そんなストーリーです…

芦原爾乃（あしはら じの）は自らの血統が故に、怪異との戦いに明け暮れる中学生。命がけの戦いは見返りも僅か、跳ねてくるのは返り血ばかり。そんな彼女の数少ない喜びが、これだ。

2014年夏ーーM県某所にて。 ここM県には、日夜犯罪者を追い続ける1人の探偵がいた。

俺の友人、伏見万葉は変わった男だ。 常に狐面をつけていて、ほとんど取ったところを見たことがない。 そんなある日の放課後、俺と伏見は怪異に巻き込まれてしまう––––。

高校二年の夏休み。 虎の絵を見に行った二人の幼馴染は、虎を見た。 ――――その、あまりに恐ろしい、怪異としての虎を。

借りたCDから聞こえたノイズ。その音が徐々に近付いていく。

オカルト好きの友人と怪異に見舞われては怪奇作家の叔父に助けられる話（簡潔） 一話完結式のミステリーホラーです。 ※短編でも長いものは1,000〜1,500文字区切りで分けて掲載…

字数ギリギリなので、あとがきは「マキヤの歩き方」に公開しています。 初ホラー。カクヨム甲子園テーマ別「恐怖はSNSからはじまった」応募作品 【あらすじ】 中学二年生のタイチ。…

自らの涅槃を求めて彷徨ったり、そうでなかったりする寂しい人たちの短い話の寄せ集めです。 じわりじわりと彼らが終わっていくさまをお楽しみいただけたなら。

クトゥルフ×ブロマンス（×ギャグ）の異色ホラーサスペンス……の日常番外編。つまり全部ただのギャグ回。 きっちり着込んだスーツの上に不審者面が乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ …

突然言い渡された転勤により、曰く付きの物件へと住み込むことになった三十歳の独身男性、香坂翔(コウサカ カケル)。 「霊感が無いから大丈夫」などと侮っていた彼だったが、いざ住んで…

人気男性グループ・ネナトウーラ そのメンバーたちが、吸血鬼にクレームをつけられたり、自分のそっくりさんに遭ったり、同じ日をループしたりと次々に怪奇現象に巻き込まれる連作短編 ある…

鬼に体を奪われたおれは、呪術師・秋生（あきお）の協力を得て鬼を追うが……。 とにかく書き上げることを課題としました。ご意見・ご感想お待ちしております！

魔性に堕ち、封印された神。人々への恨みだけで生きていた彼女は、白装束の男に解放される。 恩讐の魔性。 対魔の大刀。 復讐に燃える魔性の行き着く先は。