「ポストアポカリプス」を含む小説

資源を使い尽くし、砂と塩の星に変わった地球。そこで貧しい暮らしをしていたタナカは、ある日板状の生物を拾った。そしてそれはこう名乗った。 「私はIris。このスマートフォンにインス…

人が住めなくなった星を旅立つ人間は、何を思うのか。 SNSに投稿した小説に、改稿を加えての再掲です。 ※ノベルアップ＋にも同作品を掲載しています。

世界規模の全面核戦争勃発。 大統領は戦火を逃れるべく、地下の核シェルターに避難したが……。

近未来、大規模な戦争が起こると、博物館は生存に不要なものとして打ち捨てられる。 そして戦後、崩壊した博物館を再建させようと大国が連携し、一つの条約を作った。 『地球文化財保護条…

白い翼が急に生えて空の向こうへ消えていく『天使化』。そんな謎の現象が蔓延し、人々がほとんどいなくなった世界で、天使にならず置いてけぼりにされたままの捻くれた少年は同じく取り残され…

どこかの宇宙、どこかの時間に起こる景色を集めた、2000-4000字程度の掌編・短編集です。

　夜の街というのは歩いているとワクワクするものだ。それが繁華街であっても、人の少ない裏通りであっても。でも、それがずっと続くとなると話は別である……いつからか、世界は夜だけが続く…

　人は脆弱である。 　しかし人は脆弱であるが故に、外的アプローチによって環境に適応してきた。他の生物が「内的進化」により環境に適応したと言うならば人は「外的進化」により環境に適応…

人類による環境破壊により、黄昏が訪れた世界。 突然変異を繰り返し凶暴化した生物――『昏獣』に体の大部分を食われた少年ジルは、機械の体を駆使し、迫る黄昏に立ち向かう。 この黄昏…

文明を失った野生のHomo Sapiens Sapiensを観察する小旅行

かつてこの世界は水に溢れていた。 今となっては砂と荒野の支配する乾いたもの、その世界で生きる自称考古学者のヨハンは、とある未踏遺跡で二千年前から眠り続けていた少女を見つける。 こ…

ポストアポカリプス世界のRPGのアバター（新規キャラ）で、ファンタジー世界に転移してしまった主人公。 　システム違いの世界で、生き延びる事が出来るか？ この世界で弾薬って手に…

―――そこに誰もいないとしても、そこに誰かはいたんだ。 しがない高校2年生、加藤優斗は登校中、突如謎の光に包まれ異世界へと召喚される。 人間のみならずエルフやドワーフ、オークなど…

ちょっぴりエッチで残酷で、ロマンティックなふしぎな世界。 異世界はゾンビだらけ！？　この聖女、ただものではない！ 王子さまでも知らないことよ――「聖女リリアナここに参上！」 さあ…

これは終わる世界の、終わる皆の、終わりに向かっていくお話。 傭兵事業の盛んになった近未来を元特殊部隊の男と『人並外れた』少女が旅をする。だが彼らに未来は無い。 決して、無い。

ある日を境に人類の技術は急速に進歩し、そして破滅した。 なんともあっけない人類終末から一〇〇年余りが経過した頃、人の営みの残滓が漂う世界の片隅で、コールドスリープによって奇跡的に…

　陽向という工学が得意なだけな少女がいた。そんな中彼女は驚きのニュースを見る。 『太陽が止まる』 小説家になろう、カクヨク、ノベルアップ＋、ノベルバにて投稿

普通の高校一年生・高井戸和真（たかいど・かずま）は、とある事故に巻き込まれ、 付き合い始めたばかりの歳上彼女・解柔院薫子（げにゅういん・かおるこ）を守って死亡した。 薫子は持てる…

足を変化させて人魚になることができる兵士《マルメイダス》のメラク。 一度も出撃しないまま終戦を迎えた彼女は、それから10年後、教官のロイ=ラナークを探していた……。 シリーズ『…

崩壊した世界のしがない地方の郵便局員として働く陸という青年の話。 それでも、生きていく―――――