「もこ」を含む小説

連載の『ワンダーラビリットココア』の「あふれる水曜日とココア」の〝ぴぴ〟目線で書いたお話です。 〝ぴぴ〟が階段の踊り場に1人残された後から始まります。 〝ぴぴ〟は本当にカラスをや…

17歳になった俺は晴れてジョブを授かりに教会へと行く。だが、一緒に来ていた妹が勇者に選ばれ、片思いをしている幼なじみも勇者の仲間である剣聖に選ばれてしまう。そして、賢者は二人が魔…

突如として異なる世界に姿を現した一人の少女。 そこは非現実に見えて限りなく現実を実感させる世界だった。何もできかった少女の一つだけ持っていた才能が異なる世界の無限のキャンバスを彩…

私も古い秘密の格闘技を知っているのだよ…… 最凶の格闘技、その名は、ケチュラマチュラ＝ハヌバヌーイ＝シラマンチャス……

むかしむかしのおなはしです。 うつくしい城に、ちいさなちいさなお姫さまがすんでいまいた。 お姫さまは毎日おいしいものを食べ、美しい花にかこまれていました。 ですがお姫さまは…

　探偵ゲームの女性限定オフ会で意気投合して仲良くなった３人。話が盛り上がり、のりと勢いで【探偵屋】を始める事にする。 　作ってもらったお店の看板が【探偵屋】から【何でも屋】に変…

よく晴れた真夏の昼下がり、人の少ないビーチに開かれている海の家。私はタープの作る日陰の下で、ひとときの午睡に夢を見る。一年前の夏、このすぐそばで起きたことを。 (ノベルサイト…

内田　灯は何処にでもいる普通の平凡な３０歳の女性であった。 順風漫歩に吉谷　啓介と婚約できると思った矢先。 生田　健一と出会う。 健一は、啓介とは違う、不思議な魅力にあふれた男だ…

『姫を連れ出してくれた者に彼女を嫁がせよう』 東の大国パレス国の姫君が塔に引きこもり出てこない。小国の王子クヌギは自国の民のため果敢に塔に挑むが⋯⋯。

この世界からはるか遠くにあるという、 万年冬の世界のもとに生まれてきた５人の女の子たち。 いつも笑顔でクラスのみんなと接する未咲と、 それぞれの関係性はちょっと変わっていて、 そ…

短編小説です。ある山奥の家族のほっこりする会話を描きました。

俺の名前は宮風　想太(みやかぜ　そうた)。 何処にでもいる高校生だが、黒服の男たちに連れてこられて、何で美少女の双子姉妹に挟まれてるの？　しかも目の前に姉妹のお父さんいるんですけ…

一年以上たった最初の投稿文章を引っ張り出してみたくなったのです。 今と意識的なところが変わっているかどうかですね(笑) 見たところ、考えは変わっていなさそうでしたが、前のものは…

奉公先を飛びだした土方歳三は、剣術修行と商売を兼ねて石田散薬を売り歩くが、そこはかつてのバラガキのトシ。ゆく先々で事件に巻き込まれる。持ち前の機略と剣で歳三が悪党を斬る！ ―…

身近にある、すぐに始められそうな 季節の楽しみを集めてみました。 短い詩です。 「季節せっかちさん」を改題しました。

太一：高校１年生で光龍大社の宮司。発光体質で、高揚感を覚えると不思議な光を発するという異能を持つ。そのため、学校ではいじめられたこともある。 あおい：幼稚園の頃、太一との出会い…

『３０歳になっても互いがフリーだったら、僕と結婚しようではないか！』 ２０歳の頃そう言われて１０年がたった６月２４日の誕生日、３０歳を迎えたコータローは幼馴染のアカネと結婚した…

想いを込めて書いた文字には不思議な力が宿るという言い伝えの残る葆（ほう）国。 賢帝と名高い皇帝、琥苑輝（こ えんき）の正妃には、いまだ後継となる皇子が生まれずにいた。 後顧を…

フリーターの神山剣(かみやまけん)は、ある悩みを抱えていた。 それは────薄い壁越しから聞こえてくる溢れんばかりの好意の言葉だった。 だが、剣の答えは既に決まっていた。 …

──地球温暖化が進み、曖昧な季節が"普通"となった世界。これはそんな世界に住む、とある高校生三人の話。── はじめまして、倉斗ケイです。 こちらで小説を書くのは初めてなので…