「恋 小説」を含む小説

【第9回カクヨムコン応募作品】 　専門学校に通う清水 桜良（きよみず さくら）。母に愛されず、どこか生きている心地がしない毎日。ストレスの中で桜良は、オーバードーズに手を出して…

アパートの管理会社から届いた注意事項を記したチラシ。それを気に留めることなく、僕は母方の実家に遊びに行く。そこは居心地が良いだけではなく、僕の恋の相手である愛ちゃんまで帰省してい…

※この小説内の台詞は文語を主体としています。いわば「阿漕の浦・古語版」です。この方が雰囲気が出るし、往時をより偲べると思いましたもので。現代語版はのちほどまた掲載するかも知れませ…

姫埼夢歌（ひめさきゆか）は他人に興味がありません。誰かに、声をかけられても 基本無視をする。でも、なぜか。隣の席の大野八真（おおのはちま）の事を微笑ましく。 見つめていた。どうや…

恋は人にとってとてつもなく輝いて見える感情であり、そしてとてつもない闇も抱えている感情であると俺は思った。高校生になり、子供から大人になろうとしている俺たち高校生の心では一人では…

アニメ・ゲーム大好きな高校一年生『犬木 恋』の夢は異世界に行くこと。 ある日、何者かによって異世界に召喚された『恋』は、色々な事件に巻き込まれて…… 『恋』は夢だった異世界での生…

高校生の主人公山口龍之介は目の前で両親を亡くし、父の残した本と共鳴し厭世主義者となる。周りの人間は彼に近づこうとしてそれを拒絶していくが、女の子には異様にモテるようになっていく。…

春休み最終日。 その日、主人公の安芸宮 紅太（あきみや こうた）のスマホに、疎遠だった幼馴染——千燈 千春（せんどう ちはる）からメッセージが届いた。 これは幼なじみとの再会を…

食事に行く約束をした陽二と優子は、駅前で待ち合わせをした。お店に向かう途中、陽二は高校生の頃のことを回想する。決して晴々しいものではなかった、自らの青春。それでも、掛け替えのない…

この出会いは多分運命だったのかもしれない。２次元の女しか愛せないオタクサラリーマン。 気が付けば、あの隣の部屋に越してきた女子高生に俺はいつしか心を奪われていた。そう仕組んだのは…

NL時々BL 死ネタが好きなので多いかも？ ハッピーエンド少なめ。 基本は男女の恋ですが、色んな見方が出来るように時々一人称視点の話を書いています。

短編小説です。 花言葉を参考に書いてます。 ぜひ読んでみてください。

それはこの国を悩ませていた魔物を倒した勇者たちへの凱旋パレードの最中に起こった。 群衆の中で感謝の花びらを投げていると後ろから痴漢に胸を掴まれ、とっさに撃退した。 するとちょうど…

今年の春から琥珀紋学院大学に着任することになった藤棚扇は、授業内容を記したシラバスの作成をすっかり忘れていたことに気付く。提出の期日までには、あまり時間がない。そこで扇は、徹夜を…

「ライラ＝コンスティ。貴様は許されざる大罪を犯した。聖女候補及び私の婚約者候補から除名され、重刑が下されるだろう」 ……カッコイイ。 　画面の中で冷ややかに断罪している第一王…

主人公、風花桜歌は校舎裏で女子に告白失敗する男子を見て気を落とし、教室に戻って授業を受ける。 　しかし、教師に名前を呼ばれるが喋れない緘黙症のため問題を答えられず、意中の蒼野彼方…

『水征の王妃様（読:すいせいのおうひさま）』 舞台は、王女が誰かを愛さなければ魔物の呪いによって閉じ込められてしまった箱庭の王国。 脱出のカギを握る王女様は、他者を愛することを…

　羽菜（はな）は魔女の末裔だが空を飛べない。それは名前に〈花〉の一字がないからだ。 　高校に上がって最初の夏休み、羽菜は飛ぶことをあきらめきれない心と決別するため最後の賭けに出…

とある人物の死により、物語が始まる。その人物は小説を何より愛していた。だが、小説ごと自分の命を絶った。焚書――自らを燃料として一冊の本を焼いたのだ。それが一体何故なのか、時は巻き…