アガペー それは恋と呼べるだろうか?

あまりゅう

プロローグ

一緒にいて当たり前だった

幸せになりたいとそう願った



─────貴方といると幸せだった

ずっとこのまま過ごしたい、そう思った



戦う才能があった

戦場が僕の居場所だった



─────争い事は苦手だった

でも貴方のためならできる気がした



君の横顔が美しかった

明日も頑張ろうと思えた



─────貴方のが好きだった

残された時間を考えると悲しくなった



もし再び会えたら君は許してくれるだろうか

フィリアは笑ってくれるだろうか



─────貴方から色々なものをもらった

だから私はもう何も求めない


ただ、もし叶うのならシモンの記憶の中に私を残して欲しいかな・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る