「怖い 怪談話」を含む小説

趣味で蒐集した怪異から、一つ。

「肉体が完全に消失する場所だよ。なにも起きないわけないじゃん」と薫さんは言った。

居酒屋でアルバイトする娘さん、 Ｈさんから聞いた話。

山梨県甲州市にある心霊スポット。由来からすれば当然の祟り。

バイトを初めて一週間。 オカルト的なものを信じていない春田さんでも流石にこれはおかしいと思った。

　二十数年前。 　曾祖母の盛大な自宅葬で私が経験した最悪の事件である。 　正体も分からなければ、逸話も聞かない。 　ただ、二度と我が身に起こって欲しくない経験である。 Lis…

実体験を何の脚色もせずにだらだらと書いてみようと思います。 誰にも言ったことのない話も書いてすっきりしたい!! いーい企画だと思ってたんですが、バカみたいに思えて来たので、コンテ…

腸閉塞で入院した先で聞いた話。 まとわりつく既視感。

とある出版社からパワースポット本の取材と執筆を請け負った、フリーランスライターのＮ。「ここは、とてもいいスポットだから」と担当編集者から言われて行った場所には……？ この話、読…

大学時代の同期から聞いた話。 喧嘩していましたけど仲直りしました。

幼少期の出来事です。 春の陽気につられてうたた寝は気持ちいいですｗ が・・ アレにはもう会いたくないです。

大学時代の同期から聞いた話。 部屋にはこないで欲しかった、と彼は話している。

怪談には塩梅がありまして、怖いばかりではいけません。 短い時間で読めて、読み終わった後、すっと背筋が寒くなるような…… そんな体験談に伝聞、そういったものを、あなたへ── …

子供の頃の出来事です。 一番初めに飼った愛犬でした。 人懐っこくて頭のいい子でした。 今思えば薬の影響とか熱があったから・・なんて思うのですが、体が引っ張られた感覚も浮遊感も…

子どもが今より、もうちょっと小さかった頃、その交差点に差し掛かると、いろいろ言ってたんですよね。

人気のない田舎の参道にある古い土産物屋。店じまいを終えた店主がひとり言をつぶやくと…

『カクヨム異聞選集　～本当にあった怖い話・不思議な体験コンテスト～』 用に書き下ろしたものです 一応、ほぼ実体験です。

大阪の総合病院で「ネゴシエーターのネゴ」とあだ名される看護師さんと出会いました。 優しさの吊り橋効果。病院での善意は時に怪異を引き寄せてしまう。 未練や迷い。そして不穏な好意をと…

「わらしいがいる」。田舎の祖父が死ぬ間際の病床でうわ言を繰り返す。その昔、子供の頃に座敷わらしを見たことがあるというのだが…

実家の裏の峠に建てられた新しい家。しかし、肝心の住民が誰ひとりやって来ない。一年後、無人のままの峠の家に忍び込むとそこには…