「魂 存在」を含む小説

【アヌビス】 エジプト神話における、死者の守り神であり、魂の導き手。 死者の魂を正義の秤に乗せて善悪を量る、冥界に棲む神である。 ---------- この世界のエジプトは上…

小学五年生の時に親友を病気で失った七海潮（ななみうしお）。しばらくは悲しみにくれるも、天からずっと親友が日常を見守ってくれている、そして再会できるだろう。そう、信じて、悲しみを乗…

【概要】 かつて伊氏波（イデハ）と呼ばれた、霊峰月山に抱かれし聖なる地――山形。 その安寧を揺るがすのは、各地に眠る竜神の眷属『ムドサゲ』と名乗る邪悪な存在。 奴らは山形の地に所…

──『勇者』と『魔王』。 切っても切り離せない関係。『勇者』が存在する世界に『魔王』は存在する。その逆も然り。 だが、彼らの魂が救われる事は有り得ない。 「……いや、彼らを救う…

祖母の死をきっかけに、祖母の住んでいた田舎の家で暮らし始めた主人公御剣美琴（みつるぎみこと）。ほとんど忘れていた記憶の中で唯一くっきりと思い出せる「神社」へ向かうと、そこで彼女は…

異世界でアキラが出会った少女アルシャは「霊人」と呼ばれ、人間に憑依して自由に武器を生み出すことができる特異な存在だった。 アルシャは魔人や魔獣と戦うことを望むが、アキラは戦う…

人生の中で様々な経験を経て人は成長していく。 しかし、誰もが心に闇を抱え、時に闇に支配される事もある。 そして負の念が何かの拍子に爆発した瞬間、人の心が穢れ落ち、欲望の衣を纏…

僕は土に還りたい。 生まれる前の姿になって、正しい姿で芽吹いて、あの人の希いを受け入れる、優しい花に、なりたいんだ。 ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:* 焼き切…

１０００年後の生命が死に絶えた地球を旅する二人のアンドロイドの対話篇。機械の身体を持ち、人間に憧れる魂のない不完全な存在の二人が、終わった世界で何を感じとり、人間とは何かを探す。…

小鳥に変身できる奴隷少女に転生した主人公が奴隷から逃げ出して下克上する話。 チート有だけど、現実は厳しめで無双は出来ないッ！　だが、ラストはハッピーエンド☆ 【あらすじ】 「精…

その国には一人の戦士がいた。 　その戦士は国一番、弱いと言われている最弱戦士だった。 ここで言われている戦士が俺、矜恃だ。 　俺には義理の妹、琥珀がいる。 　俺はその琥珀のこ…

かつてその山には、燃えるような赤い瞳と、赤いたてがみを持つ竜が棲んでいた。 その息吹は森を灼きつくし、その爪は巨人の岩の肌を切り裂き、そのあぎとは角と翼もつ悪魔をも食らう。 その…

あの世でもこの世でもない狭間の世界。 鐘ヶ江幸人は、そこで最強の死神となるべく養成所に通う死神候補生。 しかし彼が持っていた能力は、「触れた相手が死ぬ10分前に戻り、死の運命を変…

外伝シリーズ第二弾。 第一作「天使は瞳を閉じて」から十年後……。 ヴィヴィアンの魂を救う為、ハデスに課された十三の苦役をローレンスはこなしていた。 最後の苦役は「見習いの教育」。…

　異世界からの侵略行為を受けていた地球は科学力とオカルトを融合させ、異世界からやってきた魂、または精神体と呼ばれる存在を殺す方法を確立させた。 　その方法は精神体を実体化させる特…

「受容ホルモン」は実話として聞いた話が面白かったので少し味付けしてみました。「存在の涯・・」は設定がSF的というかスピリチュアルなのですが、主人公は本当に見てみたいような可憐な女…

　遥かな未来、魂を物質化し、身体をナノマシンにて構成する事で死や寿命の枷から逃れたヒトが暮らす世界。半永久的な活動時間を得る代わりに新たな生命が誕生しなくなった。 　ある研究所で…

『常世』と『現世』との間に『狭間の世界』と呼ばれる世界が存在していた。 そこには、『運び屋』、『送り人』、『案内人』と呼ばれる人々が住んでいた。 『案内人』の一人である巫恵は、…

人の魂は命を落とした時に何処に行くのだろうか、時間の経過と共に、誰からも忘れ去られ、風化していく心と魂の行く末は

　世界と人間のデストルドー、死の欲動が呼応して生じ、魂が肉体的に振舞う異空間アノミア。そこに囚われた高校生、朝日奈朔耶は死の欲動から生じる化物、タナトスに襲われて命の危機に陥る。…