「宮廷もの」を含む小説

　伝統ある大国、淸の第四公女である星彩は、公女の中で唯一平民の血を引き、姫らしさの欠片もない。 　琴も弾けない、詩も詠めない、そんな星彩の唯一の能力は、天地万物の《声》を聞ける…

男とみればナンパしてくる女冒険者。酒場に行っても店員にセクハラしかされない。でも、町の外に出ればモン娘に襲われるそんな危ない世界。 あまりいない周りの男の子達もずっと言っている「…

☆完結しました☆遊牧民族の娘ファルリンは、「王の痣」という不思議な力を与えてくれる痣を生まれつき持っている。その力のせいでファルリンは、王宮で「お妃候補」の選抜会に参加することに…

生まれた時に魔女に呪われた姫は、十の時に十五の誕生日に死ぬと魔女から告げられる。 死ぬ運命を回避したい姫は、新しく教育係となった宮廷魔術師と共に、魔女の呪いに立ち向かおうとする。…

古典「うつほ物語」の「国譲」上中下巻にあたる部分にあたります。 東宮に譲位を考える帝、では次の東宮は誰になるのか？ その選択がその後の宮廷内の勢力を左右する…… にも関わらず、…

レイラは、兄からファナリスの座を譲り受けた。 ファナリスは通常、卒業まで続ける義務があるが、レイラの兄であるレイはだいぶ前からファナリスであることを重荷に感じていた。 レイは…

おっぱいに詰め込まれているのは魔力です。 だから、おっきいほど魔力がある証なのです。 世界を救うために旅する勇者パーティなのですから、もちろんパーティメンバーはみんな優秀です。 …

世界は大きく４つの国に分けられていた。それぞれの位置する場所から、「北に位置する北国、東に位置する東国、南に位置する南国、そして西に位置しつつ最も科学技術が進んだ国、中央大国」と…

月夜の晩にとある宮廷内で繰り広げられる、 輿入れとしてやってきたが、実質は囚われの身である公女を巡る一編。 抜身の剣が、月明かりに白銀に閃く—— 続きが長編になりました。長…

ばあちゃんを亡くし天涯孤独となった薬学生・坪倉琳(20)がタイムスリップした先は寧楽時代――永屋王の変から一年後の天平二年だった。琳と、イケオジ・葛城泉(35)との出会いが、悲劇…

史実に忠実ながら、萌えやオシ、陰謀・謎解きを底流に展開します。ライヒシュタット公や、周囲の人の言葉も、積極的に取り込んでいます。 父ナポレオンの没落後、２歳で母の実家、ウィーン…

北国の辺境で思いがけず再会した、かつての旅の仲間たち。しかし、少年カテナは記憶を失っていた。 戸惑いながらも一行は何とか再び仲間となり、廃炭鉱に棲むという獣人“狼男”の探索に乗り…

さる2/1（土）にツイキャスにて行った劇で使用した台本です。 ここに掲載するにあたりほんの少しだけ手を加えました。 声劇にご利用ください。ご一報いただければ小躍りしてお伺いいた…

第6回カクヨムWeb小説コンテストの中間発表を通過しました！ 応援ありがとうございます(≧▽≦) 転生者の王子は、王位継承の儀式を前に逃げ出した。 「自分では無理だ！　自分に王…

約千年前、帝国ヴェルタイトは自らが作り出したアンドロイド、『ネルヴァ』のシンギュラリティにより大戦争を余儀なくされた。 あれから四百年の時が経ち、現代。帝国の遠くにネルヴァの生…

貧乏子爵家の一人娘、レイチェルは宮廷魔術師を目指し魔術学校を首席で卒業した。が、世間では既に魔術の信用は落ち、世は科学に侵略されていた。就職活動に失敗したレイチェルは、新聞広告で…

地方豪族ジャルディード家の息女として自由奔放に育ったファラに、大貴族アルマース家から縁談が持ち込まれた。相手は彼女が毛嫌いする嫡男ザイド。簡単に断れないよう画策までするかの家の狙…

文化人類学者の卵・イオは、人食いの有角人「魔族」実地調査のため、古霜帝国〝ザデュイラル〟へ渡る。そこで出会った帝国貴族の少年・カズスムクは、食人鬼の宿命に葛藤しながら生きていた。…

　無能の烙印をおされて帝国の宮廷魔術師をクビになった若き天才魔術師サラモンド。 　彼の欠点はただひとつ、ロリコンなこと。 　老害たちに唯一の弱点をつかれ、罵倒を浴びせられ、…