「純文学 桜」を含む小説

灯花（ともか）が元カノの美桜（みさくら）のSNSを巡回して十年が経つ。女子高の王子様的存在の美桜には盾となる彼女が必要で、編入生の灯花は都合が良かった。灯花は本心を隠しながらそれ…

　もとはとある「桜を嫌いな理由」をお題にした短編コンテスト応募作です。 　お題からして、もう「桜の樹の下には屍体が埋まっている」の名言しか頭に浮かびませんでした。 　これは梶…

※ネタバレ注意 「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」応募作品 「児童向け恋愛小説（溺愛）」部門 「キャラクター設定」 名前：野々宮晴（ののみやはれ） 年齢：11歳 学年…

※ネタバレ注意 「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」応募作品 「児童向け恋愛小説（溺愛）」部門 「キャラクター設定」 名前：佐倉彩音（さくらあやね） 年齢：13歳 学年…

新歓の花見の場所取りをした。私はさくらの花が嫌いだった。あっという間に散っていくから。せめて、私は……

桜にまつわる短歌を選びました。 桜が咲く季節は誰もが詩人になるもの。

ほうじ茶の美味しい淹れ方は熱いお湯で三十秒ほどで抽出するらしい 少しの胸のつっかえとしあわせなほうじ茶の味わい。

※2023年4月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろし…

春の終わりのある日、山に聳えたつ桜のもとに、二人の子供がやって来た。 桜の木の下で遊び、幹に背丈を刻んで遊ぶ子供たちに、やがて別れの時が訪れる。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ゆ…

ゆあん様自主企画「筆致は物語を超えるか　【春にさよなら】」参加のための作品です。 企画主ゆあん様より提示いただいた以下の情報を基に作品を書くというものです。 もう、まんまで書いた…

「この墨染が薄まることはない。私は貴女の死を永久に悼むのだから」 ※「小説家になろう」にも投稿

たった、一週間だ。 それだけで僕が君を好きになると、君は言った。 桜咲いて、また散るその夜まで。 恋する七つの夜を過ごした、二人の話。

城址公園へ桜を見に行く、毎年 今年も見に来られてよかった―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

花が咲き、緑が芽吹く 季節は巡る　美しく 気になるメッセージに返信をする―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

手元の本と、電車の優しい揺れ。桜の花のように笑う、名前も知らない彼女。 彼女との出会いがもたらした、「僕」のつまらない日常の変化の話。

「このままでいいのか」という疑問を抱えていた主人公は、ふと大学の駅を乗り過ごし新宿御苑へと向かった。灰色の、都会の景色の奥に主人公が見つけ出したものとは───。

主人公の魂や感情、悩みや痛みをしとしととした文体で描く短編集。ネガティブな感情をそのまま肯定するお話が多いです。 陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。 全話完全独立なのでご興…

まァ、僕がどれだけ桜について、毎日思考を巡らせているか、君には分からない、分かってたまるか。

ネガティブな大学生である烏丸はある日、近所の川で瓶詰めの手紙を拾う。 そうして始まった文通が、そして不意に訪れた別れが彼を少しずつ変えていく。