「石 ショートショート」を含む小説

地球に迫る巨大隕石に対し、一人の女魔法使いが立ち上がった。

人間と石ころの違い。 石には、意識があるのか、人間には、意識がある。だがそれは、本当か。 この世のすべては、疑うことが出来るのだ。 だから疑うならまずやってみよう。

今日この日、隕石が落ちて地球が滅ぶらしい。 最期の日を共に過ごしていた親友に告げられたのは、とても信じられないような話だった。 即興小説トレーニングで書いた短編を加筆・修正した…

玉瀬羽依さんの「あなたに贈る365日の花」という小説に影響されて書きました。 私の自主企画にその作品で参加してくださっているのですが、この作品を見た瞬間、「お、めっちゃええやん！…

昔、オニがいた頃の話でございます。 川で遊んでいた子どものオニのアオたちのところに、石が投げつけられて、その石がアオの額に当たってしまいます。ツノのようなタンコブができてしまった…

2015年頃の作品です。

自主企画『三題噺の競作４「花」「時計」「鉱石」』のために書いたショート・ショートです。 男と女が××するお話です。例によってオチはありません。

幼くしてこの世を去った少年、安兵衛。彼は今日も賽の河原で石を積む。どうしてこんな理不尽に耐えなければならないのか。そう思った時、彼は鬼にその訳を聞く。鬼からの返事とは……。

地球に巨大隕石が落ちるまで六時間．昭文は自室で，富裕層が火星に行く様をみて毒づいていた．そんな昭文に一通のメールが届く．火星にいるアンドロイドから昔の恩を返したいと特別に火星行き…

隕石の落下を契機に、日本で初めてゾンビが発生した。 街は混乱をきわめ、ゾンビの浸食は広がる。 僕と彼女がゾンビになったものかなり早い段階だった。 僕らは二人で部屋にこもり、静か…

少年は親切にした老人から願いが三つ叶う石をもらった。少年は叶うはずの無い願いを言った。願い石は本物だった。しかし、願い石は一つだけではなかった。

止まることなく前進し続ける転がる石は、村の人気者だった。 しかし、時が経つにつれ次第に忘れ去られてしまう。 悲しみの果てに、彼は破壊行為を開始する。 破壊の限りを尽くす転がる石。…

賽の河原で石の塔を詰み続ける事に嫌気がさした主人公は極卒を暴行し、解放される条件にこぎつける。 その条件は賽の河原の鬼10人vs人間100人で鬼ごっこをすると言うものだった。 条…

世界はどうやって壊れるのでしょう……？ 水没？隕石？はたまた代償……？ 沢山の壊し方が詰まった約1000文字の『破壊』の物語。

　ネットカフェに泊まる日々を送る旦碁（たんご）仁鳴（じんめい）は、所持金が底を尽き、途方に暮れていた。そんな中、仁鳴は、「イドミガラス」という烏を見つける。その烏は、害鳥に指定さ…

17才の少女達の眠りは何をおこすのか。

「良子ちゃん、ここからしゃべっちゃだめよ。口きいたら……になるから」 　言葉がよく聴き取れなかったが、二宮さんはうなづくしかなかった。 　障子が開いた。 　奥の間には、ひとり、白…

　テラリウム、と言うものをご存知だろうか。ガラスのジャムの瓶、コップなどの中に、苔や石や砂利、恐竜のフィギュアや小人のフィギュアなどを敷き詰めて、並べて、自分だけの小さな箱庭を作…