「林檎 短編」を含む小説

　静かに消えた少女を探す少年は青年となっても彼女のことを諦めることはなかった。

　フランセーズ幕府が、民衆へ服装規制を行う世界で、御洒落御免状の発布を求める維新軍が担ぎ上げるのは、緑扇宮ルウ……。ファッションデザイナーとそのフィットモデル（語義はパートナー）…

作：月輪あかり 三題噺：天使／林檎／楽器 散歩をしていると天使を拾った。 彼女は喋ることはないけれど、ジェスチャーで色々教えてくれるんだ。 動きが一つ一つかわいい天使ちゃんだ。…

猫と林檎と幸せの話。

とある神社の夏祭り。林檎飴を売る出店の主が心待ちにしている一人のお客がいた。今年も彼女がやってきたが……

夏の海、灯台に住むミドーには決められた仕事があった。それは灯台からの観察記を毎日つけるということ。 空模様、風、海、鳥山、気温、風見鶏の動き、灯台の周りの薔薇、磯の小魚たち……海…

高校生、幼なじみの私と彼女では天と地ほどの差がある。 完全無欠な彼女と平々凡々な私。 どうして彼女は私と一緒に居てくれるのだろうか。 超短篇作品。

電話機で繋がったほんの数分だけの、小さな出会いのお話です。

朝彦が目を覚ましたら部屋に九十九個の林檎があった。 いくら林檎好きとは言えどもさすがに数が多すぎる。 記憶も心当たりも持ち合わせていない。 真世さん曰く、昨晩は大惨事だったらしい…

【喉仏】 　のどの中間にある甲状軟骨の突起。声帯を支える役割を持っている。 　座禅をしている仏の姿のような形なので、『喉仏』と呼ばれている。 西洋では『アダムの林檎』と呼ばれてお…

机の上に林檎が…

かつて空を指さしたそいつはわたしのもとに帰ってきた。 一緒にいるだけの、さいごの日常。

【林檎】 短編ともいえないショートショートです。 オムニバスなのでお時間ございましたらぜひお立ち寄りください。

ジャンル問わずショートショートを投稿しています。甘い林檎を取り揃えておりますが、酸っぱい品種も紛れ込んでいるかもしれません。一話完結ですのでお好きなエピソードからお読みください。

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。二百七十一。

モテ男の実績欲しさに2年間の駅前留学生活を送り、二留してしまった小野田光（おのだ・ひかる）は、久しぶりに出席した大学の講義で、謎の巨乳美少女に出会う。 彼女が何者なのかを探ろうと…

短編の雰囲気そのまま 連載を始めさせて頂きます。 是非、こちらも御贔屓にお願いいたします。

僕らの間にはルールが横たわる。それは神様が作ったルール。それは人が作ったルール。それは僕が作ったルール。ルールはどこにでもある。ルールはいくらでもある。だから――アンチ・ルール。…

※「りんご飴」「秋」「祭」を3つを題にする企画で書いた短編です。 限られた者にしか繋げない、VRMMO世界で正しい「世界」を取り戻すために立ち上がった。主人公。それを導く女の蛇…