「林檎 短編」を含む小説

昔々、草原の地にリハーダという名の村があり、その村には２人の兄弟が住んでいた。兄はヨウという１８歳の少年で、弟はムサーカという１４歳の少年だった。そして、兄弟の両親は残酷にも侵略…

絶望が支配する街で、少年をただ生を望んだ。

草森ゆきさんのお誕生日プレゼント企画「犯罪者が出てくるブロマンスを書いて欲しい」に寄せて書きました。 遅くなりましたが、草森先生、お誕生日おめでとうございます。

サクサク、シャリシャリ、それともシャクシャク？ 林檎と紡ぐ、短編恋愛物語。

小さな山のてっぺんには薬の魔女と黒猫が住んでいます。 薬の魔女は、薬草を育てながら、とてもよく効く薬を作って暮らしていました。 村のふもとから薬屋さんが来る日、薬の魔女は薬屋さん…

【超短編】500文字以内で起承転結の本棚【リワード何それおいしいの？】に応募する為にでっち（yr 主催者：葛西 秋様 タイトルは、汐白（しおしろ）と読みます。 北国の田舎をイ…

紗良は生まれつき脳に障害があった。それを理由に家族から疎まれ、離れに隔離されていた。彼女の叔父だけが紗良を思いやり気にかけていたが、少しずつ歯車が狂うように、紗良の心は壊れてゆく。

木精と水精が住む村、しかし木精の少年は病に倒れ、林檎の木となり、水精の乙女を見守り続ける。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載していま…

カクヨム公式自主企画「百合小説」応募作品。 幼馴染同級生の片恋話です

「慣性の法則を、林檎が落ちるのを見てニュートンが発見したように」「それは万有引力の法則なんじゃ」「えっ、じゃあ慣性の法則は誰？」「さあ。梨が空を飛ぶ夢でも見た人じゃない？」「じゃ…

※2023年6月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろし…

誕生花や誕生星があるように、 「誕生果」というものがあるのを あなたはご存知ですか？ 果物を愛して止まない、30歳独身男性と 最近、果物が好きになった20歳女子大生。 そんな二…

はじめまして、不朽林檎と申します。 いろいろ書いていきます。 私にとって綺麗なものを、少しでも皆様と共有できたら嬉しいです。

死神が迎えに来たのは、死に際の魔女。彼女が最期、死神に語るのは自身が陶酔していた悦楽についてであった。 （この作品は『小説家になろう』でも掲載しています）

一話完結短編。 小さな小さな変身願望を持った、十五歳の少女のお話。 旅に出た矢先、出会った一人の女子高生。 その出会いがきっかけとなってほんの少しだけ変わって行く。 そんなお話…

子供の中の何かが死んだ日。それは11歳の冬の夜明け前。 生木(なまき)を割る凍裂音が冬の寒冷地の夜明けを震わせる。 あの日、確かに何かが死んだ。 それは再生を見ることなく少年の心…

凍った林檎が、中身が腐って流れ落ち、氷の器のみになったもの、それがゴーストアップル。